バブリーキャラでおなじみの平野ノラさん。元汚部屋出身だった過去から一転、今はすっきりした部屋に夫と娘と暮らし、片付け本を出すほどの達人に。そんなノラさんが、読者の「10年着ていないけれど、思い入れのある服の手放し方」についてバブリーに回答してくれました!

平野ノラ
平野ノラさん。七五三の着物は飾り襟がなかったため、ピンクのリボンスカーフで代用! 持ってるものでフル活用が◎
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コツコツ片付けて、2025年はスッキリした部屋でスタート!

段ボール
ノラさんが手放したものたち

やっぴ~! 今年も残りあと少し。

新年の特番収録や忘年会、クリスマスの準備など毎日慌ただしく年の瀬が過ぎて行きます。10月からコツコツ片付けて手放したたくさんのものたち! バックや服、コスメ、オモチャなど、友人に譲ったり寄付やリサイクルなど、ほとんどゴミにしない手放し方で100点ほど片付けが進みました。

部屋のスッキリとは裏腹に...体重はため込むばかり...おったまげ~! 2025年はダイエットからのスタートになりそうです(遠い目)。

皆さまバブリーな年にしてくださいね♡

10年捨てられない「服」はどうすればいい?

ユニクロのバギージーンズがかれこれ10年ほど捨てられません。

断捨離にハマった時期にも唯一捨てられませんでした。当時、ユニクロで働いていて背が低い自分(150cm)でも履けるように裾上げして気に入っていたものだからその思い出が蘇ってなかなか捨てられません。

最近購入したブラウスに、「そういえば、あのバギージーンズが合うかも」と思っています。合わせてみてやっぱり履かないなって思えたら今度こそ処分できるかな…? (ぱっちょさん・33歳・神奈川県・夫と長男と次男4人暮らし)

思い入れのあるものは確かに捨てにくいですよね。履けないわけじゃないし、むしろ気に入っている。ユニクロで働いていた楽しい思い出もある。10年間、手放すものから免れて放置されながら、唯一捨てられなかったものだし…。

あれ? 聞こえは伝説のバギージーンズのよう(笑)。履いてないのにすごい存在感! でももう答えが出てそうな…。

1回目で捨てられなくても、5回目で潔く処分できたりする

相談者さんのバギージーンズの手放しの向き合い方、とてもよいと思います!

数回の捨てや片付けを経てもなお生き残っている、そして10年越しに新しいブラウスと合わせて最終ジャッジを下す! とことん向き合うことで、後悔しない判断ができると思います。

1回目で捨てられなくても、5回目で潔く処分できたりする。ある日突然、あんなに大切だったのに急に色あせてガラクタに見えるときが来たりもする。まずは先送りにせず、放置せず自分のペースで、ものと1つずつ向き合ってみることが大切だと思うんです!

失うばかりではない!処分したら見えてくる景色がある

失うことばかりを考えがちですが、服を手放すことで得られるメリットは計り知れません!

たとえば、収納スペースが増える。部屋がスッキリする。収納スペースが空いた分、新しい服を買える。新しい生活を始める、意識を変えるきっかけになる。そしてなにより思うのはその服について悩んだり考えたりする時間や労力がなくなることです。

手放すことは同時に得ることでもあります。ポジティブなイメージで進めて行こう!