年末が近づくと気になるのが年賀状のこと。最近では「年賀状じまい」をする人も増えています。そこで、実際に年賀状をやめた人が感じたメリットとデメリットをご紹介。夫が単身赴任中のため、ワンオペで3人の子育て中のESSEオンラインライター・せのお愛さん(現在40代)が語ります。

年賀状じまいのイメージ
40代半ばで「年賀状じまい」をして感じた変化は?
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もっと身軽に生きるために「年賀状じまい」を決意

2023年の年賀状イメージ

私が年賀状をやめたきっかけは、40代半ばでコロナ禍を経験し、自分の人生を見つめ直したことでした。人生も後半に入り、ものも人も多くは抱えられないし、無理に抱える必要もないと思うようになったのです。

もっと身軽に、気楽に生きるために3年前に「年賀状」を手放すことにしました。

年賀状をやめたメリット:「やることリスト」が減った

せのおさんやることリスト

年賀状をやめたことで、年末の「やることリスト」が1つ減りました。

年賀状ハガキを買いに行く、年賀状用の子どもの写真を選ぶ、印刷する、一筆そえる、投函する…と、毎年かなりの時間を費やしていた私。年賀状をやめたことで、忙しい12月に時間と心の余裕ができたのは大きなメリットでした。

また、ハガキ代や印刷代がかからないので、金銭的にも負担が減りましたよ。

年賀状をやめて3年。人づき合いの変化は?

せのおさん提供画像

結論から言うと、年賀状をやめても人間関係に大きな変化はありませんでした。SNSの普及により、今は連絡を取る手段がたくさんありますよね。新年のあいさつや近況報告は、メールやLINEでもできます。これまでにちゃんと関係を築けている人とは、今もおつき合いが続いていますよ。

じつは夫も同じタイミングで年賀状を卒業したのですが、先日人づき合いについて聞いてみたところ、「なにも変わっていない」と言っていました。私と同じく、年賀状以外でやり取りをしているそうです。

年賀状だけに縛られないことが大切なのだと感じています。