食事だけでなく、さまざまな用途に使われるダイニングテーブル。気づけばものが散乱し、片づけが面倒になってしまうこともしばしば…。暮らしと空間を整える整理収納サービスを行う片づけのプロ・森麻紀さんは、無印良品の「ポリプロピレン 小物収納ケース」を導入し、テーブルまわりをすっきり整理できるようになったそうです。今回は、実際にどのように活用しているのか、具体的な収納方法を紹介します。
すべての画像を見る(全11枚)無印良品グッズで「ものが出しっぱなし」を解決
ダイニングテーブルは、食事だけでなく、本を読んだり、郵便物や子どものプリントを処理したり、書きものをしたりする場所として使われることが多いです。そのため、ついつい物が出しっぱなしになり、散らかってしまうことも…。
以前は私もなにかをするたびにいちいち元に戻すのが面倒で、違う用途のものが混在してしまい、さらに面倒な状況になることがよくありました。
そこで、3年ほど前に無印良品の「ポリプロピレン 小物収納ケース」を5段に重ね、キャスターをつけてテーブルの下に導入したところ、出しっぱなしが激減! 脇机としても使えるので、とても便利になりました。今回は、その使用方法を具体的にご紹介します。
リモコンなど薄いものは一段目の薄型引き出しに
在宅ワークに限らず、家にいるときはいつもダイニングのイスに座っていることが多いので、電気・エアコンのリモコンはすぐに手に取れる、一段目に収納しています。
このリモコンは、テレビのリモコンと違い、一度つけたら頻繁に消すわけでもないのについ出しっぱなしになりがち。そこで、すぐにしまえるところに収納場所をつくると、しまう手間が苦にならず、テーブルがスッキリします!
ほかには、ほどいたあとにその辺に置きっぱなしになってしまいがちなヘアゴムをしまう場所も用意。髪を結びたいときに、見当たらなくて探すということが減りました。期間限定のものを入れることもあり、目の乾燥がひどくなるこの時季には目薬を入れることもあります。
趣味のものは二段目に入れ、いつでも使えるように!
二段目には、約2年前から始めた英語の勉強用の本などを収納。すぐ手に取れる場所にあるおかげで、毎日かかさず、短時間でも英語に触れることができています。
以前は、今日やりたいことなどを書いた自宅用の手帳を、開いた状態で入れていました。今はスマホ管理なので使用していませんが、引き出しに入れたまま書き込むこともできるので、テーブルに出しっぱなしにならなくてよかったです。
三段目は“今”よく使う書類や大きめサイズの本
今年は高校受験を控えた子どもがいるため、受験に関する書類がいくつか入っています。また、最近よく見ている大きめサイズのレシピ本や、図書館で借りた本もここに置いています。
娘が小学生のときは、問題集の丸つけセット(問題集の解答と赤青鉛筆、説明メモ用の裏紙)を入れていました。必要なときにすぐ取り出せるので、解答を持ってくるのが面倒であとまわしにしてしまうという問題も解消。