高価だけれど着ていない服や、贈り物でもらいがちな食器。これらの処分に迷って放置していませんか? ここでは、元汚部屋のミニマリストで整理収納アドバイザーの資格をもつおふみさん(30代)に、取捨選択がラクになる「手放しどき」を聞きました。また、片づけ上手のおふみさんが「ものを増やすときのルール」も紹介します。

写真を撮る女性
「捨てどき」のマイルールを決めて家じゅうすっきり!
すべての画像を見る(全5枚)

1:モヤモヤするものは“保留期間”をもうけて捨てやすく

悩む女性のイラスト

手放すのを悩んだら、少し時間をおいても。納得して捨てるのが後悔しないコツ!

●服は10着程度に絞って支度時間を短縮

ラックに掛けられた洋服

おふみさんは毎シーズン、服は約10着に厳選。あらかじめコーディネートを決めておくことで時短に。

「挑戦してみたいトレンド服は、レンタルサービスを利用して、増えすぎないようにしています」

2:捨てどき、片づけどきは“他人目線”で決める

手放すタイミングに迷ったら、一度客観的にものを眺めてみるのが大事!

●「来客用に使えるか」で捨てどきを判断

食器やカトラリー

食器やカトラリーも最小限。毎日使うからこそ、傷などがあっても見落としてしまいます。

「ときどき“お客さんに出せるか”という視点で見て、手放すタイミングの目安にしています」

●散らかりがちな場所は写真を撮ってチェック

棚やテーブルの上など、ものを置きやすい場所はつい散らかりがち。

「SNSに投稿するつもりでスマホで撮影してみて、“これは投稿できないな”と思ったら、片づけどきです」

3:贈り物は眠らせる方が“もったいない”

引き出物やお祝いでいただいたものでも使わないなら保存せず、上手に手放して。

●定番が決まっているなら自分の「好き」を最優先

紙袋に箱を入れる女性

好みや定番が決まっている、食器やタオルなどの日用品は、贈り物でいただきがち。

「家で眠らせる方が、ものにとってよくないと思うので、リサイクルにどんどんまわします」