40代になって「今の自分に似合う服」を見直し、お気に入りの服だけを残してすっきり暮らせるようになった事例を紹介します。「お気に入りの服と暮らす」がモットーのパーソナルスタイリスト、みーのさん(現在40代)のケースです。ここでは、みーのさんが服を見直した方法などについて語ります。
すべての画像を見る(全4枚)鏡に映る姿を確認して「似合わなくなった服」を手放す
「お気に入りの服が、急に似合わなくなった気がする」そんな経験はありませんか? 私は40歳を過ぎた頃、ロゴスウェットが似合わなくなった気がして困惑しました。どんなデザインやカラーのスウェットを着ても、部屋着みたいに見えるようになってしまったんです。
似合う服迷子になってしまった私。この頃から“今の自分が”似合う服、着たいと思う服だけのワードローブをつくるチャレンジをはじめました。まず取りかかったのは、しっくりこなくなった服を手放すことでした。手始めにロゴスウェットをクローゼットからすべて取り出して、ゴミ袋に。
そして、手もちの服をすべて着て、鏡に映る姿を確認する作業をしました。手間と時間はかかりましたが、はっきり「これは似合う」「これは好き」「これはなんか違う」という判断をしやすかったので、よい方法だったなと思います。
「これはなんか違う」と感じた服もゴミ袋に入れました。ゴミ袋に入れた服たちに未練を残さないように、直近のゴミ収集日に出すようにしました。
「コーディネートがしっくりこない服」も手放す対象に
次に、残った服でコーディネートを思いつく限り組んでみました。すると、下記のような発見がありました。
・白Tシャツのシンプルすぎるコーディネートが難しくなっている
・Vネックよりスタンドカラーの方が顔の輪郭がくっきり際立つ感覚があり、写真映えもよさそう
こうして「今までしたことがない組み合わせだったけれど、意外とバランスがとりやすいかも」「このコーディネートは気分が上がらない」など試行錯誤しているうちに、今の自分に似合う服、着たいと思う服がより明確になってきました。
しっくりくるコーディネートが組めなかった服も手放し、お気に入りの服がさらに絞られました。