家の中で見落としがちな、秋に掃除をしておきたい場所について紹介します。夫婦共働きで4人の子育て中、ラクして暮らしが整うコツについての著作もある人気ブロガー・ベリーさんのケースです。製氷機の給水タンクにカビが生えてしまった経験から、定期的にメンテナンスをするようになったそう。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全4枚)製氷機の掃除、水ですすぐだけでは不十分だった
今年は例年以上に暑い日が続き、冷蔵庫も冷凍庫も、製氷機もフル稼働だったのではないでしょうか。
この製氷機、給水タンクに水を入れておけば自動で氷をつくってくれて、使いたいときにすぐ取り出せるのでとても助かるのですが…給水タンクを最後に手入れしたのはいつですか?
いつも「水をつぎ足していただけ」なら要注意です。給水タンクの底にヌメリが発生し、フタを開けてタンクの底や側面を触ってみたら、ヌルヌルとしているかもしれません。ひどいときにはフタの内側にカビが生えてしまっている可能性もあります。
そう言う私も、もう何年も前に給水タンクのフタに、黒カビが生えてしまったことがありました。給水タンクに水を入れる前にサッとゆすいでいたのですが、それでは足りなかったようなのです。数か月ぶりにタンクのフタを開けてみたところ、フタのパッキン部分に黒いポツポツ、タンク底面はヌルヌルに。
水しか入れていないし…となぜか不用意に安心していたのですが、水ですすぐだけではダメだったようです。
教えてもらった掃除方法で定期的にメンテナンス
給水タンクを買い替えるしかないかもしれないと思い家電量販店へ行ったところ、冷蔵庫コーナーの店員さんが「給水タンクのみ取り寄せることはできます。でもまずは、塩素系漂白剤で手入れしてみてはどうでしょう」と提案してくれました。
給水タンクのカビやヌメリを防ぐには、やはり定期的にお手入れが必要とのこと。お手入れの方法は、塩素系漂白剤を溶かした水につけおく、またはキッチン用の泡タイプ塩素系漂白剤を吹きかけて洗うといいと教えてもらいました。
給水タンクを掃除するタイミングで、給水タンクをセットするスペースも掃除します。私の場合は、キッチン用のアルコール除菌スプレーを使ってキッチンペーパーで拭き掃除しています。
氷を使う頻度が少なくなってきた今は、水タンクをお手入れするのにちょうどいいタイミングだと思います。しばらく給水タンクを掃除していないかも…と思い当たる場合は、すぐに給水タンクのフタを外して底面を触って確認してみてください。
※塩素系漂白剤はクエン酸などの酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に同時に使用しないでください。塩素系の洗剤を使用する場合にはゴム手袋をして、必ず換気を行うようにしましょう。