丁寧でわかりやすいレッスンが好評で、お菓子のレシピ本を数多く手がける、お菓子研究家・本間節子さん。これからのホリデーシーズンの集まりやプチギフトにもぴったりなクッキーのレシピを教えてもらいました。ここでは、型やめん棒など特別な道具を使わず、手軽につくれる「スノーボウルクッキー」をご紹介します。

スノーボールクッキー
見た目もかわいらしい「スノーボウルクッキー」のレシピ
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簡単で失敗知らず「スノーボウルクッキー」のつくり方

サクッホロッ! 口のなかに入れた瞬間に崩れ、溶けてしまうような食感がおいしい「スノーボウルクッキー」。その名のとおり、雪玉を連想させるコロンとしたビジュアルもかわいらしく、まさに冬にぴったりのお菓子です。

材料を混ぜて丸めて焼くだけなので、失敗知らずで初心者にもおすすめ。自宅でも思いのままにつくれるのもうれしいところ。しかも、最後に砂糖をまぶすので、焼き色も気になりません。

スノーボールクッキーの仕上げをする本間節子さん
スノーボウルクッキーの仕上げをする本間節子さん

「お菓子があるとだれかと一緒に楽しみたくなりますよね」と、今回レシピを教えてくれた本間さん。お菓子をつくっているときに、大切な人を思いながら手を動かすのは、ぜいたくでやさしい時間です。

クリスマスやお正月などの行事が続くこれからの季節。大切な人たちのために心を込めてクッキーをつくってみませんか? クッキーのつくり方とともに、ラッピングアイデアもご紹介します。

●スノーボウルクッキー

【材料(直径3cm大・26個分)】
<生地>

  • バター(食塩不使用) 60g
  • 和三盆糖(粉砂糖でも可) 25g
  • 塩 ひとつまみ
  • A[薄力粉80g アーモンドパウダー20 米粉20g]

    <仕上げ用>
  • 和三盆糖(粉砂糖でも可) 30g

【準備】

・バターは室温にもどし、やわらかくする。
・天板にオーブンペーパーを敷く。

【つくり方】

(1) ボウルにバターを入れ、ゴムべらでなめらかになるまで混ぜる。和三盆糖と塩を加え、なじむまでしっかり練る。Aをふるい入れ、ゴムべらでなめらかになじむまで混ぜる。

(2) 打ち粉(強力粉・分量外)をした台に(1)をのせて、手でなめらかになるまで練り混ぜ、ひとまとめにする。26等分にして手のひらで丸める。

スノーボールクッキー丸める

(3) 天板に間隔をあけて並べ、ラップをかけて冷蔵庫で2時間以上冷やす。

スノーボールクッキーの作り方

(4) オーブンを160℃に予熱する。160℃のオーブンで20分焼き、網の上に移して冷ます。

(5) ボウルに和三盆糖をふるい入れ、(4)を加えて、しっかりまぶす。

スノーボールクッキー