いわゆる「クルマ社会」の地域では、クルマを手放した高齢親に代わって運転して、一緒にお出かけを楽しむ機会も。ここでは、ひとり暮らしを楽しむESSEフレンズエディターのkiyoさんが、80代のお母様と外出するときの場所や持ちもの、スケジュールを紹介します。

お花きれい
母と一緒に見に行ったバラの花
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高齢親とのお出かけは行き慣れたところが安心

親が高齢になると、長距離の運転に不安が出たり、運転免許証を返納したりと、遠出がむずかしくなります。そのため、子どもである私たちの出番が増えてきます。

行き先で選ぶことが多いのは、クルマを使って家から半日程度で帰ってこられる場所。新しいところもよいのですが、以前から親子で行き慣れた公園などが安心できます。散策できるコースが整備されており、途中で休憩できるベンチやカフェがあるところがおすすめです。

私の母は花が好きなので、今年は冬には梅、春からは桜やバラを見に行ってきました。

持ちものは自分たちが準備。最新グッズを贈るのも◎

準備するもの

親世代に「これを持ってきて」と頼むより、自分たちで準備しましょう。そのほうが必要なものの見落としが減り、気軽に出かけられます。冬なら使い捨てカイロ、春秋なら飲み物なども準備します。飲み物を持っていくのが重ければ、現地で自動販売機を利用してもOK。途中休憩でつまめるお菓子も持参すると、おやつタイムが手軽に楽しめますよ。

バッグなど

また、親世代にとっては新しいと感じているものでも、私たちにとっては機能がたりないものを使い続けていることがあります。最新のものでラクに暮らしてもらうため、軽いバッグや水筒、遮光性の高い晴雨兼用の日傘、小さめのお財布などをこれまでにプレゼントして、使ってもらっています。