ESSEonlineで2024年9月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。

注文住宅を建てたものの、住んでから後悔することも少なくありません。5年前にハウスメーカーで家を建てたライターは、間取りで失敗したと思っている場所が6か所あります。玄関の位置や、シュークローゼットの広さ、水回りの配置…だれもが陥りがちな場所ばかり。これから家づくりをする人は、ぜひ参考に!

※ 記事の初出は2024年9月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

間取り図
考えに考えた間取りでも、住んでみると「違った!」と思うことが…
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間取りをじっくり検討したのに後悔している場所が

LDK

筆者は約5年前にハウスメーカーで、延床面積約35坪の注文住宅を建てました。夫婦と小学生の娘2人、ネコ1匹と住んでいます。

間取りは以下のとおりです。

1階:LDK(18畳)、洋室(5.2畳)、洗面所、浴室、トイレ
2階:子ども部屋(2つ)、主寝室(書斎コーナーとウォークインクローゼットつき)

当時は納得して建てたつもりでした。しかし、何年か住み続けるうちに「ここはこうすればよかったな」と思うポイントが出てきました。

実際に住んでみないとわからないことは、意外に多いものです。こうすればよかったと後悔している、6つの場所を紹介します。

1.玄関を道路から見えない位置にすればよかった

道路側から見た玄関
道路側から見た玄関(引き渡し時)プライバシー保護のため、画像の一部を加工しています

筆者宅の玄関は、道路からよく見える位置にあります。玄関ドアをあけると外がよく見渡せる反面、道を歩いている人からも、家の中が見えてしまうのです。

筆者宅はゴミステーションが近いため、ゴミの日はとくに往来が多く、通学や出勤のタイミングで行き交う人から見えてしまいます。

外構工事で設置した格子スクリーン
プライバシー保護のため、画像の一部を加工しています

それがイヤで、外構工事で格子スクリーンを設置しました。いくらかマシにはなりましたが、完全に目隠しできたわけではないため、後悔は残ります。

玄関は道路と対面しないよう、横につくる方法もあったと思います。また、もし道路と対面する位置でも、玄関ポーチの手前に大きな目隠しの壁を、設ければよかったと思っています。