大掃除といえば「12月」。しかし、気温が落ち着き始めた「秋」に家の大掃除をしておくことで、年末に焦らずにすむメリットがあると、ESSEオンラインライターは感じたそうです。そこで今回は、秋の大掃除を効率的に行うための取り入れたことを、経験談を交えながら語ります。

キッチン掃除
秋に大掃除をすることに(※画像はイメージです)

なぜ「秋」に大掃除をしたのか?

筆者が秋に大掃除をする理由はいくつかあります。まず、夏の間にたまった汚れをリセットできる絶好のタイミングであるということ。

湿気の多い季節はカビやホコリがたまりやすく、家全体がなんとなくべたついたり、空気がこもったりしている感じがします。これを放置すると、健康への影響が考えられるため、適切に対処することが大切です。

また、筆者は夫婦共働き。以前は、仕事と家事を両立するうえで、12月に大規模な掃除をする余裕がなくなっていました。12月はなにかと忙しいため、気温が適度で体も動かしやすい秋に掃除をしておくことで、年末の慌ただしさがぐっとラクになったのを覚えています。

1:優先すべきエリアを決めた

ここからは、効率的に行うために取り入れたことを紹介します。まずは、掃除するエリアを決めておくことが重要です。というのも、家全体を一度に掃除しようとすると、体力的にも時間的にも負担が大きくなり、途中で挫折してしまうこともありますよね。

そこで、エリアごとに優先順位をつけることにしました。すると、限られた時間でも確実に効果が得られたのです。

筆者が最初に手をつけるのは、キッチンとリビング。キッチンは油汚れがたまりやすく、見落としがちな場所でもあります。冷蔵庫の上や換気扇、シンク下の収納スペースなど、普段はあまり手が回らない場所を重点的に掃除します。

リビングは家族が集まる場所なので、ホコリがたまりやすく、空気の流れも滞りがち。カーテンを洗ったり、エアコンのフィルターを掃除したりすることで、空気の質がよくなった気がしました。

2:掃除を短時間ですませるための準備

掃除を始める前に必要な道具をそろえ、手順を決めておくことで、時間を無駄にせずスムーズに進められます。筆者はいつも以下のアイテムを準備しています。

・マイクロファイバークロス
・掃除用のスプレーボトル(重曹水や酢を使用)
・使い捨て手袋
・古い歯ブラシや綿棒(細かい部分の掃除に便利)

これらの道具をそろえておくことで、掃除を効率的に進めることができます。

また、掃除を始める前に家全体をざっと見まわし、どこを重点的に掃除するかをメモしておくことも効果的でした。この方法を取り入れてから、掃除がスムーズに進むようになったと感じています。