ESSEonlineに掲載された記事のなかから、10月に読みたいベストヒット記事をピックアップ!

すっかり秋になり、髪型を変えたくなる時季。今回は、お手入れがラクで人気の「ショートヘア」がおしゃれに若々しく見えるコツをピックアップしてご紹介します。ヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)が教えてくれました。

※ 記事の初出は2023年10月。年齢など内容は執筆時の状況です。

大人の女性にとってショートヘアはメリットが多い理由

美容師と女性
ショートヘアにしたほうがいいタイミングは、いつ?
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八木ちゃん:年齢を重ねると髪質が変化するので、そのときどきの髪質に合ったヘアスタイルが扱いやすいという側面はあると思います。とくに、大人女性にとって、ショートヘアはメリットが多いんですよね。

さとゆみ:たしかに。頻繁にカラーリングしてもごわつきが気になりにくいとか、頭の形をよく見せやすいとか

八木ちゃん:髪悩みがある人も、ショートにすると気にならなくなるケースが多いです。

さとゆみ:たとえば、どんなところが気になってきたら、ショートヘアにするといいのでしょうか?

●ショートヘアにするといい人の特徴

八木ちゃん:トップにボリュームが出にくくなって、それが気になるときですね。やはり、ロングヘアだと、ある程度の髪の重さがあります。そこに、髪が柔らかくコシがなくなってきたり、量が減ったりするのが加わると、重力に逆らってトップの髪にボリュームを出すのはより難しくなっていきます。

さとゆみ:なるほど。たしかに、ショートヘアは長さによる重みがない分、トップのボリュームが出しやすくなりますよね。

八木ちゃん:そうなんです。重さだけではなく、ショートヘアは、トップにレイヤーという段差を入れるカットをしやすいこともあります。レイヤーを入れると、髪は自由に動きやすくなるので、ボリュームも出しやすくなります

女性の髪を乾かす美容師
トップの髪に段差があると、ボリュームが出やすくなる

さとゆみ:よくわかりました。まず、トップのボリュームが気になってきたら、ショートヘアを考えてもよい、というわけですね。

八木ちゃん:これはショートに限らないのですが、切れ毛が増えたり、毛先がすかすかして貧相に見えるようになってきたというときは、今より髪の長さを短くして、毛先に厚みを持たせて切るのもおすすめです。

さとゆみ:たしかに、30代、40代前半の頃に比べると、同じ長さの髪型でも、毛先が薄くて頼りない感じになってきますよね。

八木ちゃん:そういうときは毛先がすかすかしている部分を無くすように、カットしてあげるといいですよ。毛先にたっぷり厚みがあると、若々しい印象になりやすいです。

さとゆみ:髪質の変化に合わせて、それぞれの年齢でいちばん似合う髪を手に入れたいですね。

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