山積みになる原因は「使ってそのまま放置」という行動

すっきり
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テーブルやその周辺で使うものがテーブルに置かれている、郵便受けから持ってきた手紙などをテーブルに置いてしまうのは人の動きとして自然なことで、それはどの家庭でも同じです。たとえばこんなものも。

<使ってそのまま放置されがちなもの>
8:食後にまた飲む薬、毎日飲むサプリメント
9:書きものや制作で使った文房具
10:食べ終わったお菓子の袋をとめていたクリップ
11:ポケット、バッグ、財布から出したもの
12:郵便受けから取ってきた郵便物やチラシ

ただ、片づいているお宅ではそれぞれを片づける指定席があり、山積みのお宅ではその指定席がありません。あったとしても、遠かったり面倒なしまい方など、片づける気が起きないような指定席だったりします。だからラクな方を好んで、そのまま放置してしまうんですね。

そして人は「ものがたくさんある場所に数個増えたところで同じ」と思って、さらにものを置いてしまう傾向があります。それでは散らかって当然です。

行動に合わせた指定席づくりと、家族への周知で山積み防止

収納

テーブルの山積みを解消・防止するには「片づけやすい指定席をつくること」がポイントです。たとえば、「扉をあけて、カゴを引っ張り、その中のフタつきの箱をあける」となると、工程が多すぎて面倒ですよね。指定席の場所が遠くても、面倒に感じてすぐ近くにポイっと置いてしまいます。

そこで、こんな場所に、入れやすい収納をつくりましょう。

<片づけやすい指定席5つのポイント>
・そのものを使う場所
・つい置いてしまう場所
・できるだけ近い場所
・しまうまでの工程が少ない(フタなしなど)
・中身がわかりやすい(透けて見える、ラベリングがある)

片づけやすい指定席ができたら「周知」も必須です。いくらいい指定席ができたとしても、家族がわかっていなかったら無用の長物です。家族みんなが指定席を把握して「自分で片づける認識」をもたないと、やはり散らかる一方か、だれかが片づけ役を背負い続けることになってしまいます。それはよくないですよね。

テーブルはものが集まり散らかりやすい場所ですが、家族がそろって食卓を囲み、笑い合って幸せを感じられる場所でもあります。片づける場合は、ぜひその姿をゴールイメージにしてみて下さいね。