白いシャツやジーンズなどの「定番アイテム」。定番ゆえに長く持ち続けてしまいます。しかし購入時期が10年以上前なら要注意! これまで1500人以上の迷える女性に似合うファッションを提案してきたパーソナルスタイリスト・よんさんが、昔買った定番アイテムが似合わなくなる理由を解説します。

定番アイテム
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1:白シャツは、時代によってアップデートされている

白シャツ

定番アイテムと言われる白シャツ。今着ていなくても「仕事で急に使うかも?」などと思い、捨てられない人もいるのではないでしょうか。

「たしかにシャツはお仕事でも使えるベーシックなアイテムです。ここ数年はシャツがトレンドでもあります。でもベーシックとはいっても、時代と共に少しずつ形が変わっているんです。たとえば10年前のシャツは体に沿ったデザインのものがほとんどでした。しかし今はちょっとオーバーサイズにつくられているものが多いです」(よんさん、以下同じ)

昔買ったシャツを着ると、なんだか違和感を覚えるなら?

「昔と今とでトレンドの形が違うため、着たときに違和感を感じるのは当たり前です。買い直しを検討してみてもいいかもしれません。オーバーサイズのシャツは、着まわしもきくので、1枚投入するとコーデの幅もぐっと広がりおすすめです」

2:デニムの流行は繰り返されるも、少しだけマイナーチェンジ

デニム

デニムの形は流行に左右されるもの。しかし20年周期で流行は繰り返されるといわれているし、次の流行まで持っていたいですよね。

「たしかに2014年ごろに流行したスキニーパンツは、今また復活の兆しがあります。しかし、今風にスキニーパンツを着こなすには、昔とバランスを変える必要が。今はショート丈もしくはオーバーサイズシルエットのトップスと合わせるのがおしゃれです」

流行は繰り返すのですが、ちょっとだけ変わった状態で巡ってきます。

「じつは同じアイテムを同じ着こなしで使うのは至難の業。次の流行を待つためにそのアイテム持ち続けるなら、クローゼットがいっぱいになってしまって、もったいないかもしれません」

お気に入りの服なら、しまっておかずにたくさん着てみてはとよんさん。

「服は消耗品、買った時が旬なので、着ずに大切に取っておくのは逆にもったいない。旬のうちにたくさん着て、満足したら手放しましょう。また流行が巡ってきたときは、そのときの旬のアイテムをまた手に入れてみて欲しいです」