ものを少なくシンプルに暮らしたいなら、「1日1捨」で無理なくものをため込まない習慣をつくりましょう。1日1捨てを実践する、築50年越えの団地にひとりで暮らすきんのさん(54歳)が、やり方とマイルール、捨てやすいものと1日1捨の効果を語ります。

高齢親の住まい
高齢親の住まい
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実践して11か月で日常に革命が…!

私の高齢親の住まいは、ものであふれて片づけに苦労しています。自分の老後はそうならないよう、ものを少なくシンプルに暮らしたいけれど、仕事や介護で忙しくていつの間にかものが増えつつあります。なんとかしなければと思うものの、片づけのためのまとまった時間がつくりにくくて…。

そんな私でも実践できた、ものをため込まない習慣が身につく「1日1捨」をご紹介したいと思います。

実践して11か月ほど経ちますが、ものが減った以外にも様々なよい効果があり、このシンプルな習慣は日常生活に穏やかな革命を起こしつつあります。

「1日1捨」の方法とマイルール

1日1捨で捨てたもの

1日1捨のやり方は、「1日になにか1つものを手放す」だけです。

ポイントは「1度にたくさん捨てるのではなく、毎日1つずつ捨てる」こと。1日に1つなら短時間でできて簡単ですが、それを継続するのは意外と難しい。どんなやり方でも捨て活は行きづまりやすいので、習慣化できるように自分に合った方法で実践するのがいいと思います。

そこで、習慣化できるように考えた、マイルールのポイントを3つ紹介します。

●1:数日分まとめてやってもよい

基本は1日1つ捨てる、でもなにかの事情でできないときは例外もOKとしておくと気持ちがラクになります。

●2:ゴミでもOK

捨てるものがなにも思いつかない日だってあります。そんな日はレシート1つだけでも「捨てた」ことにします。毎日コツコツは案外大変で、捨て活がストレスにならないようにすることも大切です。

●3:記録する

ブログ

捨てたものを手帳やノートに記録します。日付と内容を書いておくと見返したとき達成感を得られやすいからです。

「こんなに捨てられた」と実感することでモチベーションアップ、自信につながります。私は捨てたものを写真に撮り、月に一度ブログにアップしていますが、毎日インスタにアップするのもオススメです。

数日分をまとめて捨て活した場合は「1日1つ」やったことにして記録します。気持ちも記録も捨て活の穴をつくらない方が気分がいいからです。