服を洗う回数が増える夏、洗濯機の生臭さに悩まされる方も多いのではないでしょうか。元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作もあるブロガー・よしママさんに5ステップで完了する「排水口と排水ホースのお手入れ」を教えてもらいました。

掃除しても落ちない下水臭さは「排水口」にあり

排水口
排水口のお手入れは、掃除を見落としがちな場所の1つ
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ホコリや水滴など、汚れがたまりやすい洗濯機まわり。とくに排水ホースのある部分はスペースが狭いので、掃除もしづらい場所の1つです。洗濯槽の掃除はしていても、排水口の汚れには気がつかず、お手入れをしたことのない方もいるのではないでしょうか。

排水口やホースに汚れがたまっている場合、洗濯機まわりで下水のにおいがします。このにおいがなかなか強烈で、洗面所や浴室まで流れ込んでしまうこともあるほどやっかい…。

しかし、やり方さえわかれば、手入れは意外と簡単。そこで今回は、排水口のお手入れ方法をご紹介します。

においの原因は、糸くずや洗剤の溶け残り

排水溝

生臭さを感じると、まずは洗濯槽の汚れを疑いますよね。しかし、洗濯槽がきれいな状態であれば、その原因は排水口の汚れかもしれません。

とくにわが家のようにパン(間にはさむ保護板)がなく、排水トラップが床に直接つながっているタイプは、洗濯槽から下水のようなにおいがしてきます。このにおいがしたら、排水口の汚れの可能性が。

汚れの原因は、糸くずや洗剤カス、皮脂汚れ、洗剤の溶け残り、洗濯槽のカビなどが当てはまります。いずれも定期的な糸くずフィルターや、洗濯槽の掃除をすれば改善されます。それでも汚れはたまるので、月に1度排水口のお手入れするのが理想ですよ。