ベーシックな色のファッションはきちんと見えますが、いつも同じになってしまうこも。「そんなときには『赤』をコーデに取り入れると、明るくおしゃれに見えますよ」と話すのは、1500人以上の迷える女性に似合うファッションを提案してきたパーソナルスタイリスト・よんさん。自身も50代であるよんさんに、無理なくおしゃれに見える「赤」の取り入れ方について伺いました。

ご自身も赤をすてきに着こなすよんさん
ご自身も赤をすてきに着こなすよんさん
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1:赤いトップスは色選びが重要。近しい人と試着すると失敗しにくい

赤トップス

女性同士の集まりで着て行くとほめられることも多い、赤アイテム。ただ、トップスに赤をもってくる場合は、慎重に色を選ぶことが重要です。

「“赤”といっても、パキッとした鮮やかな色から落ち着いた色までさまざま。ボトムや靴など顔から離れた位置に身につけるなら、色味はあまり気にしなくて大丈夫です。ただしトップスのように顔の近くで身につけるアイテムの色選びは慎重に。赤の鮮やかさに顔が負けてしまうことがあるからです」とよんさん。

色選びに失敗しないコツは?

「近しい人に試着時にチェックしてもらい、似合うかどうか見てもらいましょう。また、鮮やかな赤が似合わなくてもあきらめないで。赤の彩度が低い色を選ぶ、ボルドー寄りの赤を選ぶことで似合うこともあります」

2:赤に合わせるならベーシックカラー。3色以内に抑える

赤、黒、白の3色でまとめてまとまりのよいコーデに
赤、黒、白の3色でまとめてまとまりのよいコーデに

赤を取り入れる場合は、全身を3色以内にするとおしゃれに。このとき、アクセサリーのシルバーやゴールドは色にカウントしません。

「赤は印象が強いので、合わせる色はベーシックカラーがおすすめ。具体的には白、黒、ベージュ、ネイビー、グレー、ブラウン。これらを合わせれば大丈夫です。逆にいえば、ベーシックカラーのアイテムが多い人なら、赤のアイテムをひとつ取り入れるとだけでコーデの幅がぐっと広がります」とよんさん。

「私たち50代はベーシックカラーばかりという人も多いのではないでしょうか。コーデのマンネリ防止に、赤をぜひ取り入れてみて!」