いよいよナスが旬! 手に入りやすい価格だからとついつい買いすぎたり、田舎から箱で送られてきたりとナスの消費に困ったら、「保存しながら、おかずの仕込みにもなるテク」がおすすめです。
ナスの塩水漬けと、それを応用した料理レシピをご紹介します。
ナスをまとめ買いしたら、簡単保存しながら、つくりおき!
ナスをまとめ買いしたり、大量にストックがあるときは、おかずのもとをつくりおきがてら、おトクに保存してみて。このあとのサブおかずがささっとつくれて、バリエも広がります。
●保存を兼ねたつくりおき:ナスの塩水漬け(保存期間/冷蔵庫で4~5日)
すべての画像を見る(全4枚)濃いめの塩水に漬けて、アク抜きと下味を同時にすませます。日がたつと少し色は悪くなりますが、味わいはすっきりのまま!
【材料(つくりやすい分量)】
・ナス 小8個
・A[塩大さじ4 水6カップ]
【つくり方】
(1) ボウルにAを入れて混ぜる。
(2) ナスはヘタとガクを除き、5mm厚さの輪切りにし、(1)に入れ、皿などをのせて浮かないようにして20~30分ほどおく。
(3) (2)のナスの水気を軽くきって保存容器に入れる。
[全量79kcal]
●そのまま食べる:ナスのおひたし
塩水漬けナス適量はペーパータオルで水気をふく。器に盛り、すりゴマ(白)、しょうゆ各適量をかける。
●ピザの具をのせて焼く:ナスのピザ風焼き
塩水に漬けたナスは、余分な水気が抜けているのでベーコンのうま味をよく吸います。とろけたチーズのまろやかさがたまりません。
【材料(4人分)】
・ナスの塩水漬け 150g
・スライスベーコン 2枚
・トマトケチャップ 大さじ3
・ピザ用チーズ 大さじ6
【つくり方】
(1) ナスの塩水漬けはペーパータオルで水気をふく。ベーコンは細切りにする。
(2) フライパンに(1)のナスを入れて広げ、トマトケチャップを塗り、ベーコンを全体に散らし、ピザ用チーズをかける。
(3) フタをして強火にかけ、フツフツと音がし始めたら弱めの中火にし、3~4分蒸し焼きにする。
[1人分91kcal]
●豚バラと炒める:ナスの豚肉炒め
豚肉はコク出し程度に、少し加えるだけで十分です。シンプルな塩味だから、ご飯にもパンにもよく合います。
【材料(4人分)】
・ナスの塩水漬け 150g
・豚バラ薄切り肉 100g
・ゴマ油 大さじ1
・塩、コショウ 各少し
【つくり方】
(1) ナスの塩水漬けはペーパータオルで水気をふく。豚肉は2cm幅に切る。
(2) フライパンにゴマ油を中火で熱し、(1)の豚肉を入れて炒める。肉の色が変わったらナスの塩水漬けを加えて炒め合わせ、塩、コショウで味をととのえる。
[1人分132kcal]
(扶桑社刊)では、今回ご紹介したような、まとめ買いした夏野菜もおいしく保存し、食べられる簡単・時短レシピが満載! ひと足早く夏を感じたい人にも、夏のならではのレシピをたくさん知りたい人にもおすすめの208レシピ。ぜひチェックしてみてください。