年齢を重ねると着こなしが難しく感じるプチプラ服ですが、お手頃価格同士の組み合わせでも、高見えするコツがあります。紹介してくれたのは、肌や目、唇などの色から似合う配色や服の素材のアドバイス、パーソナルスタイリングを行っている河村純子さん(現在50代)。ユニクロの「ワイドチノパンツ」を使ったスタイリングをもとに解説します。
すべての画像を見る(全4枚)プチプラ服は「サイズ選び」で高見えがかなう
ユニクロの「ワイドチノパンツ」(¥3990)。ストンと落ちるワイドシルエットでセンタープレス入り、キレイめにもカジュアルにも使えるのでこの夏ヘビロテしています。センタープレスは洗濯したら取れてしまうのでアイロン必須ですが、その点を差し引いてもあまりに使えるので、思わずブラックとベージュの2色買いしました。
サイズにこだわって選ぶのがプチプラに見えないポイントです。ウエストは、横からみてポケットの開きがないサイズ感、丈は少し長めにすると高見えするのでおすすめ。私はフラットシューズを履いてギリギリすらないくらいの丈にカットしました。
さまざまな素材の“黒”で、着こなしに奥行きを
GUのノースリーブニットで上下黒のワンツーコーデに。ベルト代わりに黒のシルクリボンを結んで、アクセントにしました。
ニット、コットンチノ、シルク、革と素材違い組み合わせるのが、黒メインの着こなしをのっぺり見せないコツです。
トップス:GU
パンツ:ユニクロ
バッグ:アヴァケーション
シューズ:MM6
ベージュは色味をそろえてすっきり&洗練度アップ
ベージュはざっくりとサンドベージュ、オレンジベージュ、ピンクベージュに分けられます。全身ベージュのコーディネートをするときは同じ色味でまとめると、違和感なくすっきりまとまります。
洋服がワンカラーで単調なので、バッグはビッグサイズのトートバッグでポイントをつくりました。
タンクトップ:ユニクロ
肩にかけたカーディガン:ユニクロ
パンツ:ユニクロ
バッグ:エルエルビーン
サンダル:ハワイアナス
鮮やかカラーとツヤを足して脱・地味コーデ
シルエットが気に入り、ワイドチノパンツと同様2色買いしたGUのノースリニットで、今年注目のブラウンの着こなし。
ブラウン・ベージュとアースカラーだけでは少し地味に感じるので、鮮やかなグリーンがポイントのスカーフをバッグに巻き、ツヤ感と華やかさをプラスしました。
トップス:GU
パンツ:ユニクロ
サンダル:ハワイアナス
※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください
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