暑い季節に欠かせない冷感タイプの敷きパッド。しかし、毎日の使用で汗やにおい、黄ばみが気になるところ。そこで今回は、元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作もあるブロガー・よしママさんに、敷きパッドの洗濯について教えてもらいました。快適な睡眠を保つために、定期的な洗濯が大切です。
すべての画像を見る(全11枚)「敷きパッド」の黄ばみ・におい問題。毛玉を出さないお手入れ方法
暑い夏にありがたい冷感タイプの敷きパッド。毎日、直に肌に触れるので汚れがつきやすく、においも気になりますよね。汚れの種類は、汗のにおいや黄ばみ、黒ずみなどさまざま。
デリケートな生地なので、通常通り洗濯機でガシガシ洗うと、たちまち毛玉だらけに…。長持ちさせるためにも、上手にお洗濯しましょう。
●洗濯のコツ
ひんやりタイプの敷きパッドは化学繊維でできていることが多く、摩擦により毛玉ができやすい生地です。
洗うときのコツは「摩擦を極力減らす」こと。手洗い、弱水流やデリケート衣類コースで洗うことがおすすめです。ほかの衣類と洗うと繊維が絡み合い、毛玉になりやすいので、ほかの衣類とは一緒に洗わず敷パッド単独で洗い、洗濯ネットに入れて洗います。
洗濯ネットの目も細かいものの方が生地を傷めにくく毛玉もできにくいです。洗剤も粉末よりしみ込みやすい液体の中性洗剤がおすすめ。
洗濯絵表示を確認して、洗濯機で洗えるのか手洗いできるのかチェック。漂白剤が使えない生地もあるので、しっかり確認してください。
「洗濯機」で洗う場合
洗濯機で洗える敷きパッドのお手入れ方法を紹介します。
(1) あらかじめ敷きパッドを蛇腹におり、洗濯ネットに入れておきます。汚れが目立つ場所があれば、中性の液体洗濯洗剤を直接つけます。
汚れが広範囲の場合、液体の洗剤を薄めて直接つけるのもよし。汚れがひどい場所は、やわらかいスポンジで優しくなでるようにこすります。しかし、ゴシゴシこすると毛玉ができやすいのでご注意を。
(2) 洗濯機に入れて、中性の洗濯用洗剤を水量に合わせて投入します。
もし黄ばみ、においが気になるのであれば、液体の酸素系漂白剤を追加して一緒に洗濯するとベターです。
(3) あればクリーニングコースやデリケートコースで洗濯します。なければ水量を多めにして弱水流で洗濯。脱水を1分と短めに設定して摩擦がおきにくいです。
洗いモードが始まったら、一時停止を押して、フタをあけて敷きパッドをしっかり水につかるように沈めておきましょう。
(4) 洗濯が終わったら風通しのよいとことろに陰干しして、しっかり乾かします。