暑い夏はとくに汗をかく掃除はしたくないもの…。しかし気温が高い夏こそ掃除はラクできるそう。キッチンなどの油汚れは強い洗剤を使うよりも、じつは温度を上げる方がよく落ちます。そこで今回は重曹や酸素系漂白剤を使った簡単にできる掃除方法を、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに教えてもらいました。
すべての画像を見る(全7枚)排水口のイヤなにおいはひと晩つけおきする「だけ」
キッチンの排水トラップにたまった水の中で雑菌が繁殖している可能性大!
「排水口カバーを外してマグカップ用のシリコンフタで排水口に栓をし、60℃のお湯と酸素系漂白剤を小さじ1~2をためてひと晩つけおきを」
換気扇は夏の間に1回「だけ」掃除する
キッチンの油くささやベタつきは、換気扇の掃除不足が原因。
「シンクに60℃の湯をため、大さじ2~3の酸素系漂白剤を溶かして部品をつけおいて。触れる温度になったらこすり洗いを」(本橋さん、以下同)
●排水口はポリ袋でフタをする
排水口とゴミ受けの間にポリ袋をはさむと、湯がためられる。
「給湯器を最大温度にするとたいてい60℃です」
スポンジは乾きやすいメッシュタイプに
どれだけ気をつけていても、汚れを落とすはずの食器用スポンジが雑菌まみれの可能性も。
「使い終わったらしっかりすすぎ、水気をきることが重要。目が粗く、乾きやすいメッシュクロス型なら清潔な状態をキープできます」
●本橋さんが使っているのはコレ!
漁業に使っていた古網からつくられた網タワシ。汚れも落ちがよく、海の環境保全にもなります。
・天洋丸 ¥297
まな板は熱湯をかける「だけ」!
まな板は熱湯をたっぷりかけることで消毒に。
「ふきんは酸素系漂白剤を入れた熱湯で煮沸消毒がベストです」