暑い夏は極力、火を使った料理は避けたいところ。そこで今回は汗をかかない料理ワザを料理研究家の近藤幸子さんが伝授! 夏を乗りきる料理ワザを知っておくだけで、家事効率もグンッとアップしますよ。「がんばらない」を合言葉に、いらない手間は省きつつおいしいごはんをつくりましょう。
すべての画像を見る(全7枚)早く火のとおる食材をフル活用
ナスにトマト、ピーマンなど、夏野菜は火のとおりがスピーディー。皮をむいたり、アクを取るなどの下処理もいらないので、意識して使えば加熱時間&調理の時短に役立ちます。
暑い炒め物もフタをして蒸せばいい!
料理から出る蒸気はキッチンが暑くなる要因のひとつ。夏こそ“フライパン蒸し”がおすすめ。フタをすると火のとおりが早くなり、油が飛び散らないメリットも。
「万能薬味ダレ」はかけるだけで1品完成
「もう献立考えるのイヤ!」となったときは、万能薬味ダレの出番。
「豆腐や野菜、焼いた肉にかけるだけ。麺やご飯に混ぜるだけで立派な1品が完成するから、献立を考えなくていいんです。私にとってはお守り的な存在」(近藤さん、以下同)
●「万能薬味ダレ」の材料とつくり方
(1) 長ネギ1本とミックスナッツ(無塩)80gは粗く刻む。
(2) 小鍋に(1)とサラダ油大さじ4、豆板醤小さじ1、ショウガ(すりおろす)小さじ1、ニンニク(すりおろす)小さじ1を入れて中火にかける。
(3) 長ネギがしんなりしたら火からおろし、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ1を加えて混ぜる。
※冷蔵庫で2週間程度保存可能