本当に必要なものに投資することで、暮らしが整い、人生の満足度も上がります。ミニマルに暮らし、片づけについての著書もある整理収納アドバイザー・Fujinao(フジナオ)さんのケースです。ここでは、部屋をランクアップさせて、暮らしが豊かになるアイテム選びについて語ります。

Fujinaoさん宅
すっきり暮らしのFujinaoさんが投資していることは?
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部屋を片づけきって変わった「お金の使い方」

昔は「ものはあればあるほど安心、便利」と思っていた私。ですが、部屋を片づけきったときにガラリとその価値観が変わりました。

「ものは、多すぎると住む人の行動力や気力を奪う」「心地いい物量をキープすることが自分の時間と心の健康を守るために大切なこと」。そう気がついてからは段々とお金の使い方にも変化が。

今までは「もっていない機能」を求めて新しいものを購入することにお金をかけていたのですが、片づけでものを減らしたあとは「今持っているものをランクアップさせる」買い方にシフトしていきました。

そのなかでも今回は、「これに投資をしたら暮らしが豊かになった」と感じたものを6つご紹介します。

タオルはもらいものではなく、お気に入りに総取り替え

タオル収納

贈り物やお礼の品などで、なにかといただく機会が多いタオル。ただ、バラバラに集まってきたタオルは、サイズも色も柄も厚みも統一感がなく、お部屋の中でノイズになりやすいアイテムです。

そんなタオルを、すべて同じものに買い替えることに。すると、洗面所や脱衣所のザワザワ感がなくなり、インテリア的にも洗練された雰囲気になりました。

ハンガーを統一したら、服の管理もしやすくなった

ハンガー

色とりどりの針金ハンガーやプラスチックハンガー。機能としては十分に使うことができるのですが、あえてお金を出してランクアップ。雰囲気が統一されて、毎朝気分が上がるクローゼットに。

しかも、ハンガーの数で服の定数がしっかりと決まるので、服が増えすぎることもなくなりました。

心地よく一日を終えるために、寝具を上質なものに

寝具

毎晩自分の身を包み込み、共に過ごす寝具。これにもお金をかけて、少しだけ上質なものに。

枕や布団の肌触りが心地いいと、一日の終わりにベッドに入ったときの満足度は格段にアップ。人生の質も向上しているように感じます。

調理道具にこだわって、食と暮らしを整える

上質な調理器具

食を整えるのは生きるうえでとても大切なこと。でも、私は料理があまり好きではありません。

そこで、包丁や鍋、保存容器などに投資をして少しランクアップ。見た目がいい道具やよく切れる包丁は、毎日の自炊のモチベーションを上げてくれます。道具への投資のおかげで、自炊の機会が明らかに増えました。