70代でスタイリストの西ゆり子さんは、『セカンドバージン』『のだめカンタービレ』などの人気テレビドラマのスタイリングや、バラエティ番組では井森美幸さんや楠田枝里子さんなどタレントや女優の衣装を担当し、今なお現役で活躍しています。「スニーカーは苦手だった」と話す西さんがスニーカーを克服して取り入れたきっかけとアイテムを教えてくれました。
すべての画像を見る(全4枚)苦手だった「スニーカー」との出合い
青春時代を野球部で過ごした夫は、いつもアディダスのスニーカー。黒地に白い線が3本入った、定番のオフィシャルシューズを履いていました。
私はというと、スニーカーは苦手。昔からスポーツは得意ではなかったし、運動靴はしょせん運動靴。おしゃれなファッションには向かないと思っていました。
ところがです。数年前に30代の二男と同居を始め、彼の部屋に入ってみると、壁一面にスニーカー! スニーカー! スニーカー!
「こんなにたくさん、いつ履くの!?」
聞けば、今、若者の間でスニーカーはファッションに欠かせないアイテムになっているとか。コレクターもいて、なかには美術品のように高値で取引されるものまであるというのです。
「世の中そんなことになってるの!」