買い物に失敗し、使わないものが家に増えると、片づかなくなってしまうもの。そんな失敗を防ぐため、築50年の団地にすっきり暮らしをしているインスタグラマー・ゆくさん(フォロワー数1.4万人)が実践しているという「買いもののマイルール」を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)マイルールがあれば買ったあとの後悔を減らせる
私はネットショッピングが好きなので、以前は寝る前にスマホで買い物をしていました。ただ、買ってはみたけど使わないままタンスの肥やしになったものがいくつもあります。
「せっかくお金を払ったものなのに」「このままだと使わないものが増えてしまう」
そう後悔するようになりました。そこで、もう失敗しないようにマイルールをいくつかつくりました。このマイルールのおかげで、以前より失敗がグッと減りました。
1:欲しいものリストを作成しておく
買い物をする前には、欲しいものを書きとめておくようにしました。
たくさん欲しいものがあるときは、次の3つのことを意識して優先順位をつけるようにしています。1つ目は緊急性、2つ目は重要性、3つ目はときめきです。とくに緊急性の高いものを優先的に購入するようにしています。
たとえば、生活に必要なものです。たりなくなった食品、洗剤、ものが壊れて買い替えなくてはいけなくなったときなどです。そして次の重要性の高いものとは、仕事で使用するものやストレスをやわらげてくれるものです。そして最後に、ときめいたものです。
私の経験ですが、ときめきが高く緊急性や重要性が低いものは、タンスの肥やしになることが多いです。どうしても気分が先に上がってしまうと、自分に必要なものかどうかを見失いやすいのかな? と思っています。なので、ときめくことは大事なポイントだけれど、そういうものほど注意して購入するようにしています。
2:衝動買いをしないこと
今までたくさんの衝動買いをしてきました。そのほとんどが今は手元にありません。衝動的に買いものするのは楽しいことかもしれませんが、その購入したものを長く愛用するのは私にとっては難しく感じました。理由は衝動買いだと下記のようなことが多々あったからです。
・似てるものをすでに持っていた
・なぜ購入したのか分からない
・使うことなく捨てる
購入する前に考えたり、時間を置くことは手間ではあります。ですが、本当に気に入って長く使えることはとても幸せなことです。そんなアイテムに出合える可能性がアップする楽しい時間だと思っています。
3:捨てるときのことまで想像してみる
ものを購入しようとしているのに、捨てるときのことを考えるなんてなんだかおかしな話ですよね。でも、これを捨てるときどんなに大変なのか、という想像は重要です。
たとえば、ソファやテーブルなどの大きな家具です。大きな家具は、捨てるにも売るにも譲るにも大がかりな作業になります。体力も時間もガッツリ奪われてしまいますし、手放したいと思っても軽い気持ちでやることはできません。なので、大きなものは、いつも以上に考える時間をたくさん取るように心がけています。
4:その商品にデメリットがないかを見つける
商品をじっくり観察して、自分にとってのデメリット要素を探します。これは、洋服やコスメを買うときには徹底してやるようにしています。理由は「かわいい~!」と言って、なにも考えずに購入することがあったから。
洋服もコスメも身につけるものなので、かわいいだけではなく自分に似合うかも大事な要素のひとつだと思っています。かわいいけど似合わなかったり、サイズが合わなかったり、こういうものって後々手放すことが多いんですよね…。なので、洋服やコスメはほかのもの以上にデメリットを探します。
・私には似合わない色ではないか?
・長く着られないのではないか?
・持ってるものと相性がよくないのでは?
こんな感じでひとつひとつチェックをして、少しでも失敗しないように気をつけています。
5:安いのを理由で購入しない
最後は、安いを理由に購入することをやめました。どこのお店でもセールをしますよね。そのときはいつもの買い物以上に気を引き締めます!
基本的にセールは期間が決まってるので、どうしても「早く買わなきゃ!」と焦ってしまいがち。そうやって焦っていると、購入する理由が必要だからではなく安いからに変化していることも…。自分でも気がつかないうちに変化していて何度も失敗してきました。
そうならないために、今はセールのときこそ焦らないように意識するようにしました。こういった買い物を少しでも減らせると、家にあるものが無駄に増えることはありません。