毎日の家事や育児、仕事をこなすので精いっぱい。とくに朝は、余裕がない方も多いのではないでしょうか。そんなときは、自分が行っている家事を家族と分担する、子どもが自分で用意をしやすい仕組みをつくるのも手です。3人の子どもと夫の5人で暮らすharuさんが、実践しているアイデアを語ります。

haruさんの子どもに任せる家事
子どもに家事を任せることで、新たな発見も
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朝食づくりをやめて、家族がそれぞれ用意するスタイルに

朝食をつくるharuさんの子ども
慣れた手つきで朝食をつくる娘

毎日の食事づくり、大変ですよね。とくに朝は時間がなく、あわただしい! 以前は朝食をつくるために家族より早起きして、準備をしていました。ですが、時間をかけて用意しても、5人家族なので「それぞれ食べたいものが違う問題」がありました。

夫は毎朝固定で同じものを食べたいタイプ。バナナとヨーグルトだけ、パンがいいという時期も。子どもたちはパン派で、私はお米派。毎日バリエーション豊かなものが用意できればいいのですが、そんな余裕はありません。そこで、家族全員分の朝食をつくるのをやめて、それぞれセルフで用意してもらうことにしました。

夫や子どもたちは、どのように用意するのかと思っていると、各々自分でつくりたいレシピを調べてつくるように。気がつけば、私がつくるよりもおいしそうな朝食をつくるようになっていました。最近では、夫はご飯、長男はお餅、長女・次女は食パンアレンジが定番になっています。

洗いやすい水筒に買い替えて、子どもたちに準備を任せる

自分で水筒の準備をするharuさんのこども

子どもが幼稚園に通っている頃からの習慣で、子どもたちの分の水筒を洗うのと中身の用意をしていました。水筒を洗うのは、地味だけど大変。1つ1つパーツを外さないといけないし、乾かすためのスペースも取られます。それが子どもの人数分となると、思った以上にストレスのかかる作業です。加えて、毎朝飲み物を水筒に入れるのも、意外と時間がかかります。

小学生だしもう準備できるだろうと、水筒を洗うのと飲み物の準備は子どもたちに自分でやってもらうことにしました。水筒も、最近はパッキン一体型のものが売っていたりするので、簡単に洗えるものに買い替えて、洗いやすくしました。