歳を重ねるとボリュームのなさやパサつきなど、髪のお悩みが増える方も多いですよね。髪の悩みを放置すると、全体が一気に老けて見えてしまうことも。そこで、ヘア&メイクアップアーティストの高松由佳さんに、髪のツヤとボリュームアップを叶える簡単なテクニックを伝授してもらいました。

髪の手入れをする女性
ほんのひと手間で老け見えヘアを解消
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ドライヤーで頭頂部のボリュームと髪のツヤをつくる

ぺたんこ髪をふっくらさせ、ツヤを引き出す決め手はドライヤー使いにあり。

「毛の根元から風を当て、仕上げには冷風を。これだけで、ボリュームとツヤがよみがえります」(ヘア&メイクアップアーティスト・高松由佳さん、以下同)

●毛先を引っぱりながら上から風を当てる

髪のツヤで若々しさを演出

髪がほぼ乾いたら、ツヤを出すため冷風にチェンジ。

「髪を軽く引っぱりながら、頭頂部から毛先に向けて冷風を当てて」

●分け目を変えて根元に下から風を当てる

ふわっと根元を立ち上げてボリュームのなさをカバー

髪をかき上げ、根元に風を当てるのがドライヤーの基本。

「トップは分け目と逆向きに風を当てれば、さらに毛量アップ」

スタイリング剤でツヤ感を仕込んで老け見え予防

髪にツヤを与えるスタイリング剤は、大人にこそ必要と高松さん。

「気になるうねりも、ツヤ感があればニュアンスに変化。おしゃれに見えるんです。まとめ髪のときも忘れずに仕込んで」

●毛先は内と外からもみ込む

スタイリングで気になるうねりをニュアンスに!

つける順番はまず毛先から。

「スタイリング剤を手のひらに薄くのばしたら、毛先の内側、外側になじませて」

●頭頂部と前髪は軽めにトントン

ベタベタとつけすぎないのがコツ

中間部分にもなじませたら、最後は頭頂部と前髪に。

「手に残ったスタイリング剤をトントンと軽く置く程度でOK」

●日中のアホ毛は老け見えの原因。水をつけるのは絶対NG

髪全体をパサついて見せてしまうアホ毛。

「外出先で気になったら、水ではなくハンドクリームをつけてみて。ごく少量で落ち着くはず」