「憧れて服を買ったけど自分が着るとなんだかイメージに合わない…」と悩む人も多いのではないでしょうか。そんな“老け見え”や“ダサ見え”を回避する着こなし術を、パーソナルスタイリストの杉山律子さんに教えてもらいました。

白を効果的に入れたコーディネート
杉山さんのお手本コーデ
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“自分らしいファッション”が老けない秘訣

「『あの人、なんかすてき』の正体って、じつは服ではないんです」。そう話すのは、これまで数百人のおしゃれ迷子を救ってきた、パーソナルスタイリストの杉山律子さんです。杉山さんいわく、老けて見えない人のポイントは“自分らしさ”にあるのだそう。

「自分らしさとは、自分に合う服を、自分に似合うように着こなすことで生まれます。そのために必要なのは、まずなりたい自分像を見つけること。そして体型に合う服を選び、自分に似合わせる作業を行うこと。この3ステップでだれでも着こなし上手になれます」(杉山さん、以下同)

着こなし力を上げるために覚えておきたいこと

自分らしいファッションをしようと思っても、コーディネートが分からないという方も多いのでは。まずは自分らしく服を着こなすための基礎を身につけましょう!

●STEP1 なりたいイメージをもつ

「雑誌やSNSを見ていいなと思うコーデには、必ず共通点があるはず。それがあなたのなりたいイメージであり、服選びの基準となるもの」と杉山さん。

好きな女優さんをイメージしてもOK。

●STEP2 自分の体型に合うアイテムを選ぶ

服を選ぶ際には、なりたいイメージに合う服のなかから、体型をカバーしてくれるものを選ぶこと。

「その服を着たとき、自分がすてきに見えるかどうかが判断基準になります」

●STEP3 着こなしを工夫する

腕まくりなどの着こなしの工夫は、服を自分に似合わせるために不可欠な作業。

「あとは服の色選びや組み合わせ方の基本を知れば、毎日のコーディネートに迷わなくなるはず」

コーディネートを決めるときのコツ

コーディネートのイメージが湧いたら、次は実際に服を選んでみましょう。ここでは、コーデを決める際のコツをご紹介。

●抜け色・中間色・締め色の3つを意識する

抜け色・中間色・締め色の説明

コーデの基本は抜け色、中間色、締め色から1色ずつ選び、全身を3色以内で抑えること。

「ただし同じグループ同士の組み合わせは難易度が高いので注意」

●コーデのどこかに白を入れる

白はまさに万能色。

「抜け感を与えてくれるのでコーデが一気にあか抜けるし、肌のくすみを飛ばす効果も。靴やバッグは迷ったら白を選べば間違いなし」

●コーデは集合体だと考える

コーディネートは複数のアイテムが集まって成り立つもの。

「アイテム同士がケンカしないよう、主役となるアイテムは1点に絞ることがコーデの鉄則!」

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