家づくりの際に汚れが目立ちにくい床材を選ぶことで、掃除へのプレッシャーがやわらぐことも。「白い床材を避ける」「模様があるものを選ぶ」といった工夫を取り入れて、心が軽くなったというライターが自邸を紹介。その一方で、サンプルやイメージだけで決めたら、汚れやキズが目立って後悔したことも語ります。
すべての画像を見る(全13枚)白い床や濃い色の床はやめておけ、と助言した友人
筆者は夫とふたり(+犬1匹)で暮らしています。4年ほど前に地元工務店で、延床面積35坪の2階建ての家を建てました。
家の計画を始めた頃は、家に関する知識がまったくありませんでした。そこで、家を建てて間もない友人の家を訪ね、いろいろとアドバイスをもらいました。
そのなかで強く印象に残ったアドバイスが「白い床や濃い色の床は、やめておいた方がいい」ということ。
友人の家には、ひと室だけ真っ白なフローリングの部屋があります。しかし、この部屋で後悔。「髪の毛やホコリがめちゃくちゃ目立つから、掃除が大変!」とのことでした。
そして極端に明るい色の床や濃い色の床は、掃除が大変だからやめておけと、念を押されました。
床の色や素材選びは、掃除がラクなことを優先
掃除が苦手な筆者はその話を聞き、汚れが目立ちにくくて、掃除がラクそうな床材を選ぼうと思いました。
4年暮らして、汚れやホコリが目立ちにくく、選んでよかったと実感しているのが、以下の4つの床材です。
・1階のLDKや廊下で採用したフローリング
・洗面所のクッションフロア
・トイレのクッションフロア
・お風呂のタイル
一方で、汚やキズが目立って後悔しているのが、こちらの2つの床材です。
・玄関のタイル
・2階個室のブラウンの畳
では、それぞれの理由を説明しましょう。