4:寝床を整える

ベッドで寝ている人は、朝起きたときに、ベッドをざっと整えてください。布団に寝ている人は、布団をあげましょう。そうすれば、寝床がものの置場化することを防げますし、視覚的なノイズ(見た目がうるさいもの)をつくらずにすみます。

ちなみに、私はベッドメイキングが嫌いだから、ベッドに寝ていません。

5:不用品を3個捨てる

朝起きて、身支度をすませたら、不用品を3個捨てます(数は任意)。5個でも、1個でも、ご自身のガラクタ保有量に合わせて決めてください。毎日不用品を捨てることで、「捨てそびれて、ずるずる持ちつづけてしまうもの」が減ります。

とくに注意すべきなのは「紙ゴミ」。紙は1枚だけなら軽いですが、枚数がたまるととても重くなるし、1枚、1枚、確認する手間が発生します。数枚たまっている段階で、不用なものはさっさと処分しましょう。

6:時間に余裕があったら運動も

時間の余裕のある人は、近所を10分間だけ散歩する、ラジオ体操をする、ジョギングをするなど、軽い運動をするのもおすすめです。

運動すると血の巡りがよくなるし、気分をよくしてくれる神経伝達物質が出るので、前向きになります。前向きになると片づけや家事に積極的に取り組むようになるので、すっきりした生活に近づくことができます。私は、スクワットや、階段を使った踏み台昇降運動をよくしています。

運動をするのが苦手な人は、部屋の中をぐるぐる走り回るか、その場でジャンプするだけでもかまいません。まずは、3分間やってみましょう。

7:玄関をきれいにしてから外に出る

犬の散歩や出勤のために外に出るそのタイミングで玄関をきれいにしてください。

・タタキ(靴を脱いだり履いたりするためのスペース)に、靴がたくさん出ていたら、使わない靴は下駄箱にしまう
・玄関先に関係ないものが置いてあったら、あるべき場所に戻す
・玄関がホコリっぽかったら軽く掃除をする

こんな風に自分や家族が戻ったとき、玄関がきれいな状態をつくってください。以前、玄関を片づけるコツを紹介しましたが、疲れて戻ったときに、玄関が汚いと、ますますどんよりしてしまいます。

以上、おすすめの朝の習慣を紹介しました。よさそうだな、と思うことがあれば取り入れていただいて、すっきりした気分で1日を始めてみてはいかがでしょうか。