「きっちりと片づけたつもりでも、いつのまにか散らかってしまう」という、だれもが一度ははまる片づけの落とし穴の回避法をご紹介します。自身も実践している工夫を教えてくれたのは、整理収納アドバイザーの資格を持ち、ESSEフレンズとしても活躍する4人。ハギヤマジュンコさんと名倉永利子さん、KEACONさん、奥田明子さんです。
すべての画像を見る(全5枚)すっきりキープのコツは“がんばりすぎない”こと
きれいな家をキープするためのコツを、整理収納アドバイザーの資格をもつ4人のESSEフレンズエディターに取材したところ、みんな口をそろえて大切だと話すのが「がんばりすぎないこと」。
「ものは好きだけど、片づけは苦手。がんばりすぎると続かないので、定位置だけを決め、中はざっくりでOKとしています」(ハギヤマジュンコさん)
さらに、名倉永利子さんは「面倒くさがりな家族もラクに片づけるには、『正しい』収納の仕組みづくりをがんばるのではなく、使い勝手を考えた『優しさ』を大切に。実験のように楽しみながら、家族が続けられる方法を日々探っています」と話します。
さっそくマネできる“がんばらない”収納のアイデアを紹介します!
見た目と片づけやすさを両立するカゴ収納
床にものが散乱するのを防ぐため、散らかりがちな場所の近くにカゴを配置。
「ざっくり入るカゴなら、家族の片づけのハードルが下がり、ナチュラルな素材を選ぶことでインテリアにもなじむんです」(名倉さん)
見せる収納なら探し物がなくなる!
調理家電や器はキッチン背面の可動棚へ。
「ひと目で見渡せる“見せる収納”にすることで探し物がなくなりました。細かいものは無印良品のラタンシリーズで分類しています」(ハギヤマさん)