たとえ短時間でも、好きなことを満喫する「自分時間」があると日々の充実度は格段に高まります。ここでは、家事の仕方やマインドを見直したことで「自分時間」が増えたという、小学生の子ども2人と団地で暮らしているかさもさんのケースを紹介。結果的に、家族と過ごす時間も有意義なものになったそうです。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全4枚)献立を考えるのをやめたら、調理時間も短縮できた
あれこれ悩みながら献立を考えて、買い出しに行き、時間をかけてつくった料理。それでも、子どもたちの好みや気分に合わなければ残されてしまう…それにイライラ。「野菜も食べなさい!」「残さず食べなさい!」と、よく怒っていた以前の私。
子どもたちは野菜嫌いではあるのですが、食べられる野菜もあるし、調理法しだいで食べられることもある。それなのに、私の都合だけでつくったものを食べさせていたと気がつき、反省しました。
そこで、朝食はパンとヨーグルトとフルーツ、夕食は子どもたちが好きな卵料理や肉料理をメインに、食べられる野菜をプラスする…といったように、献立を固定化してみることに。すると、子どもたちは文句を言わずに食べてくれるし、私のイライラも手放すことができてお互いラクになったのです。
・献立に悩む時間
・買い出しの時間
・調理時間
を献立の固定化で短縮。結果的に、自分時間を増やすことができました。
きちんと掃除をしなくてもいい「仕組みとルール」づくり
掃除が嫌いな私。「子どもたちのためにも、ホコリを溜めないよう小まめに掃除をしないと!」「隅々まで掃除できていないとダメなんだ!」と思ってはいても、行動できない自分にうしろめたい気持ちがありました。
そんな思いを手放すために、「掃除が嫌いなら、マメに掃除しなくてもいい仕組みにしてしまえばいい!」と一念発起。まずは大量に不用品を処分し、必要最小限のもので暮らすことで、ホコリが溜まりにくい家にしました。
掃除機がけが面倒なのでロボット掃除機も導入。スイッチひとつで家中を掃除してくれるので、自分時間がつくれます。
現在は、下記のマイルールを設定。
・床拭きは気が向いたときに
・トイレ掃除は週に1回
・お風呂掃除は入浴後にササっと
・キッチンリセットは翌朝でもOK
ゆるい決まりですが、それなりのキレイを保っています。
家事の時短につながる家電は、自分時間を増やす大きな味方になると思います。「掃除くらい自分でできなきゃいけないもの」と思い込まずに、頼ってもいいのだと気づけました。