例年、花粉や黄砂が落ち着く5月はカーテンを洗濯するのに好ましいタイミング。時間のとれるGWに行うのもおすすめです。そこで、面倒なイメージのあるカーテンの洗濯をラクにできる方法をご紹介。クリンネスト1級、せのお愛さんが解説します。

カーテンを自宅で洗濯するコツ
カーテンを自宅で洗濯するコツを解説
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「カーテンの洗濯」頻度とタイミングの正解は?

皆さんはどのくらいの頻度でカーテンを洗濯していますか? 環境にもよりますが、ドレープカーテンは年に1度、レースのカーテンは年に2~3度洗濯するのがよいと言われています。

「そんなに!?」と思いますよね。ですが、カーテンは皮脂やホコリなどで意外と汚れているんです。汚れをそのままにしていると、湿気の多い季節にはカビのエサになることも。

また、カーテンを洗濯するタイミングは、花粉や黄砂が少なくさわやかな晴天が続く5月がおすすめ。「いつの間にかカビが・・・」なんてことにならないよう、梅雨入り前に洗ってすっきりしましょう。

フックはそのまま!自宅で手間なく洗濯するコツ

カーテンをレールから外す

まずはカーテンをレールから外します。洗濯機で洗えるか、必ず洗濯表示タグを確認してくださいね。

カーテンをじゃばら折り

カーテンのひだに沿って縦に折りたたんだら、横にジャバラ折りにします。プラスチック製のフックはつけたままでOK。いちばん手間のかかる「フックを外して、またつける」という作業を省いてしまいます。

カーテンのフック部分をくるくると巻いておく

このとき、フック部分を内側にくるくると巻いておくと、洗濯中にフックが外れることはありません。フックのつけ外しがないだけで、カーテンの洗濯はぐっとラクになりますよ。

※ 金属製のフックは生地を傷めるおそれがあるので、取り外すことをおすすめします

柔軟剤と短時間の脱水でシワを防止

カーテンを洗濯ネットに入れて洗濯機へ

折りたたんだカーテンを洗濯ネットに入れ、水流弱、またはドライコースで洗います。汚れやすい裾の部分が外側になるようにすると、汚れが落ちやすいですよ。目立つ汚れがある場合は、洗剤の原液を塗布して染みこませておいてくださいね。

洗いジワを防ぐポイントは、「柔軟剤を入れること」と「脱水時間を短くすること」。脱水は1分程度を目安にして、終わったらすぐに取り出しましょう。