山下智久さん主演のドラマ『ブルーモーメント』で気象庁気象研究所の研究官であり、SDMのチーフを務める晴原(はるはら)柑九朗(山下智久)の助手・雲田彩を演じる出口夏希さん。ゴールデンプライム帯の連続ドラマでは初となるヒロイン役です。作品や演じる”彩”について伺いました。
出口夏希さん「けっしてくじけず自分の考えがある彩はかっこいい」
『ブルーモーメント』は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使し、命懸けで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描いた物語。原作は小沢かなさんの人気コミック『BLUE MOMENT』。壮大なスケールと迫力ある映像、感動的なストーリーが早くも話題を呼んでいます。
「オファーをいただいたときは、この重要な役を演じられるかなと思いました。すごく悩みましたが、原作や台本を読み、物語のすばらしさと彩の成長過程が描かれていることに感動して、心配な気持ちよりもやってみたさが勝ったので、がんばりたいと思いました」
帰国子女の彩は中国語が堪能。思ったことをズケズケ言ってしまう性格のため、組織人には向いておらず、前職を退職することに。そんななか、気象庁の求人募集を見つけて応募したところ、名前に“雲”がついているという理由だけで、晴原の研究助手に採用されます。
「彩は自分の考えがちゃんとあって、はっきりと意見が言える子。壁にぶつかったときはくじけそうになるけど、どうしたらいいのか考えて、けっして負けないところがすてきだなって。私はすぐに諦めかけたり、自信をなくしたりすることが多いので、彩はかっこいいなと思います」