水回りの動線がコンパクトな間取りは、スムーズに家事ができます。ハウスメーカーで2階建て住宅を建てた日刊住まいライターは、玄関を入ってすぐの場所に洗面所をつくり、その左右に浴室とランドリールームをつなげました。さらに汚れ物を洗面台で洗わなくてすむよう、絶妙な場所にスロップシンクを設置。子どもに手洗い習慣がついたうえに、家事ラクな家となりました。
すべての画像を見る(全7枚)SNSでリサーチし、水回りをまとめた間取りに
筆者は夫と2歳の息子の3人家族。ハウスメーカーで建てた、4LDKの2階建ての家に暮らしています。今年1月に完成し、入居したばかりです。
マイホームへの憧れが強くあった筆者。家づくりの際、SNSなどでも情報を集めながら、どんな家にするか夫婦で話し合いました。
その過程のなかで、水回りをまとめた間取りに注目。これなら家事動線や生活動線を、ラクに完結できると思い、同様の間取りを取り入れることにしました。
暮らし始めたばかりですが、毎日が快適。この間取りにしてよかったと思っています。さっそく、その理由を詳しく紹介しましょう。
玄関からなにも触れずに洗面所へ直行!
洗面所は、玄関ホールから直通できる場所に設置。写真(引き渡し直後の様子)のようにドアのない仕様にしました。
ドアなしにすることで、帰宅後ドアノブなどなにも触らずに、手洗いができるようにしたかったのです。また、子どもの手洗いうがいを、習慣化したいとの思いもありました。
洗面所は、家族だけでなく来客があったときも使用します。ゲストの使い勝手も考えて、鏡も大きめのものを選びました。玄関からは常に見える場所なので、かえってきれいに保つことができています。
さて、実際に暮らし始めてからというと…。以前の家では家に帰ったら、そのままリビングに直行していた息子。今は自然に洗面台に寄って、手洗いうがいをするようになりました。