暮らしのなかの不便を放置せず、常に見直しを続けてきた、ほそこしまちこさん。その心地いい暮らしぶりは、2020年に『ESSE暮らしグランプリ』を受賞したほど。ここでは、ほそこしさんの子どもとの向き合い方のアップデート術を紹介します。

犬にえさをあげる人
愛犬・まるを通じて家族間のコミュニケーションも円滑に。
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暮らしやすさ優先で子どもとの向き合い方をアプデ!

子どもたちの行動の変化を感じ、声を聞きながら、関係性を日々アップデート中。

「長女、二男はまだ一緒に出かけてくれるので、休日は一緒に登山を楽しんでいます」と、ほそこしさん。愛犬・まるは、長男との会話の糸口になってくれるそう。

●子どもたちがやりたいと言ったときは口出しせずに見守る

SNSで見た料理を、よくつくってくれるという長女と二男。

「手出し、口出しはグッと我慢。子どもたちと過ごせる貴重な時間と捉えて、楽しむようにしています」

●計画性が身につくようおこづかいを年払い制に

ポチ袋に入ったお札

昨年から年払い制に変更したのは、計画性を養うため。

「金額は、年初に交渉の場を設けて決めています。お金の幅広い知識をつけるため、今後は投資の勉強も一緒にできたら」

<3年前は…>

月々のこづかいのほか、お手伝いの種類によって報酬を渡すおうちアルバイト制を導入。

「おこづかいがたりなくなると、自発的にお手伝いしていましたね」

●子どもたちに意見を聞いて収納スペースを見直す

最近、自室で勉強することが増えた長女。

「その方が集中できると言うので、ランドセル置き場もリビングから子ども部屋へ移動しました」

●子どもの収納はざっくりでOK

卓球のラケットなどのオモチャ

子どものオモチャや外遊びグッズの収納は、放り込むだけでOKのざっくり収納を継続中。

「今では、子どもが自分で片づける習慣がつきました」