保育園児から中学生まで、4人の子育てをしながら共働きをし、子どもの学習についても発信しているブロガーのベリーさん。そんな彼女には、小学校入学と同時に習慣化したことで、メリットを感じている「子どもの帰宅後ルーティン」があるそうです。詳しく語ります。
帰宅後すぐに“自分で”お便りと連絡帳を出す
すべての画像を見る(全4枚)わが家の子どもに、まず習慣にさせたこと。それは、「帰宅後に“自分で”ランドセルからお便りと連絡帳を出す」です。そのためには、以下のことを子どもに伝えます。
・小学校では、先生からいろいろな種類のお便り(プリント)が配られる
・連絡帳というノートに、次の日の予定を書く必要がある時間を書く必要がある
・このお便りと連絡帳に書いてあることは、小学校がお母さん&お父さんに伝えたいことである
・学校から帰ったら、すぐに自分でランドセルから、お便りと連絡帳を出して決まった場所(たとえばキッチンのカウンターやダイニングテーブル)に置く
これが習慣化できないと、親は結構苦労します。お便りがランドセルの中でグチャグチャになって底でつぶれてしまい、小学校への持ち物や提出締め切りが分からず、提出が遅れてしまうことも。また、お便りや連絡帳を出す習慣がつかないと、お弁当箱や水筒も子どもが自分から出すことは難しいと私は考えています。気温が上がる夏になる前に「自分でランドセルから出す」習慣を身につけたいものです。
そのためまずは、「家に帰ってきたらすぐにお便りと連絡帳は決まった場所に出そうね」と声をかけ、それを毎日繰り返すのです。
ちなみに、子どもに習慣がつくかどうかはその子の性格が大いに影響すると思います。わが家は4人の子育て中で、末っ子以外の3人は小中学生。長男と長女は小1になって数週間でこの習慣がつきましたが、今小1の二男は約1年経っても「お便りと連絡帳を出そうね」と毎日のように声かけが必要です。
これは、親の教え方どうこうというよりも本人の生まれ持った性格によるものだと思います。「急いで習慣を身につけさせなくちゃ!」とがんばるよりも、小学校入学のタイミングからスタートして、子どもができるようになるまで付き合ってあげよう、くらいに思っておいた方がよさそうです。けれど、鉄は熱いうちに打て。スタートは小1になった初日から実践したいものです。