今年パリオリンピックが開催されることで、注目を集めている「フランス」。じつは、日本で大人気の「STAUB」(ストウブ)はフランスが発祥のブランドです。そこで今回は、フランスあるストウブ工場を取材、その魅力をESSEonline編集部がレポートします。

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ストウブの鍋
世界じゅうで愛されるストウブの鍋

世界で唯一のストウブ工場に潜入!

ストウブといえばお鍋の「ピコ・ココット」が代表的なアイテム。煮る、焼く、蒸す、揚げるなどさまざまな料理法に使える鍋として大人気で、ストウブの鍋は世界じゅうで愛されています。

ストウブ

ストウブの工場があるのは、フランス北部の商業都市・リールのほど近くにあるメルヴィルという街。広大な敷地の中にある工場では、約280名の従業員が代表的な鍋の「ピコ・ココット」など、年間150万台の鍋づくりに携わっています。

伝統的な製法にこだわってつくられる鍋は、職人がひとつひとつ手づくり。普段は見ることができない、ストウブ鍋ができるまでをさっそく紹介していきます。

鋳鉄を溶かして型に流し込んで成形

鋳鉄

ストウブの鋳物鍋の元になるのが「鋳鉄(ちゅうてつ)」です。この鋳鉄を溶解炉で溶かし、アルミでできた製品型でつくった「砂型」に流し込んで成形します。

型から取り出し研磨

取り出し

砂型から取り出した鍋は、バリ取りや研磨を行い表面をなめらかに。熟練の職人が、このあとの工程であるほうろうがけに最適な状態に整えることで、色がきれいに仕上がります。

色つけをして焼き上げる

エマイユ加工

鍋の外側、内側ともに液状のほうろうを吹きつける、「エマイユ加工」と呼ばれる色をつける作業。

内側には黒いマットな色、外側は2層にエマイユ加工を行い、そのあと焼きあげ。「マジョリカカラー」と呼ばれる特別な色の鍋は、塗装工程を増やして外側に3層のエマイユ加工を行うことで、深い色味とツヤ感がでるそう。

検品を行い世界中に発送

検品

焼きあがった鍋をさまざまな方法で徹底的に検査。最後にフタにリボンをつけて完成です! ひとつの鍋をつくるのにおよそ100もの工程があるそうで、日本に送られてくるストウブ鍋は、さらに独自の検査も行われます。

世界で愛されるストウブ鍋にはこだわりがいっぱいあった!

ストウブ工場では、ほぼすべての工程が手作業で行われています。取材したストウブの方が「ひとつとして同じ鍋がない」と話していたとおり、ひとつの鍋にひとつの砂型を使ったり、気温や湿度にも影響を受けるほうろうの調合を工夫したり、すべての工程にストウブ工場で働く職人の方々のこだわりを感じました!

ケーキ

また、工場では訪れた私たちにサプライズで、ピコ・ココットの型でつくったケーキのおもてなしも! 毎日のように使うお鍋だからこそ、つくる工程やつくっている人たちを知ることで、愛着がさらに増しますよね。

限定発売されているピコ・ココットを5名にプレゼント

伝統的な製法にこだわるストウブは、なんと今年で創業50周年。そこで限定発売される新色のピコ・ココットを5名にプレゼントします!

50周年限定カラー・シトロンの「ピコ・ココット ラウンド 20cm
50周年限定カラー・シトロンの「ピコ・ココット ラウンド 20cm」

今回は、周年記念で限定発売されているピコ・ココットを5名にプレゼント。毎日に調理に使える直径20cmサイズで、さわやかな色合いは、食卓にもそのまま出してもおしゃれ! 

・直径20cm 容量2.2L ¥30800


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