LDKで子どもと一緒の時間を楽しみたい、でもオモチャが散らかるのはイヤ。そう考えて、戸建てをリフォームした事例を紹介します。和室をLDKに取り込み、押入れだった場所を子どもたちの遊び場ペースに。散らかって見えないよう、リビングとの間に目隠しの壁をつくりました。この壁が、ホームシアターのスクリーンにも。こだわったポイントをレポートします。
すべての画像を見る(全11枚)リフォームで和室をLDに!子どもの遊び場もつくりたい
筆者は、築50年の鉄骨3階建て住宅を購入し、リフォームしました。夫婦と6歳、3歳の子どもの4人家族で暮らしています。
リフォーム時、和室だった場所は、リビングダイニングにつくりかえることに。理想は、広々としてリラックスできる空間。部屋全体もアンティークな雰囲気にまとめたいと考えました。
そして、もうひとつ実現したかったのが、家族が集うリビングダイビングに、子どもたちが遊べるスペースをつくること。しかし、子どものオモチャやおままごとセットを、リビングダイニングに出されると、ものが散らかって、部屋全体の雰囲気を損ないかねません。そこで目をつけたのが、和室の押入れでした。
押入れ(写真はリフォーム前)に子どものものを集約すれば、オモチャの収納も兼ねることができます。なにより、押入れならではの「おこもり感」を生かすことで、子どもたちがワクワクする空間をつくれるのではないかと思ったのです。