家づくりの後悔で多いのが、コンセントの位置です。使う場所と微妙に違うだけで、日々ストレスがたまってしまいます。1年前に地元工務店で注文住宅を建てた日刊住まいライターも、そんなひとり。こだわって床に取りつけたアップコンセントは、抜き差しが面倒。延長コードをつなげて使えば、目障りだし、すき間から冷気が! また、プリンター用に設置した収納棚のコンセントも、ほかの用途では使い勝手が悪すぎ。ではどうすればよかったのか、住んでわかった正解の場所も語ります。
すべての画像を見る(全7枚)こだわってつけたはずのコンセントに後悔
筆者は夫と子ども2人(小学3年生と6年生)の4人家族。1年前に工務店で延床面積39坪、2階建ての家を建てました。
わが家は家づくりの際、コンセントの位置をどこにどう配置するか、よく使う家電を考え、シミュレーションして決めたはずでした。しかし、実際に住み始めてみると、後悔することがあったのです。
住んで1年たった今、こだわってつけたはずのコンセントの、なにが問題だったのかをレポートします。
床に取りつけたコンセントは差すのが面倒
LDKの床には、アップコンセントが2つあります。写真は、リビングの床に取りつけた、アップコンセントです。
アップコンセントとは、必要なときだけ、ボタンひとつでコンセントが飛び出し、プラグの抜き差しができるコンセントのこと。床にアップコンセントがあれば、ソファでくつろぎながらスマホやタブレット、パソコンを、充電しながら使えて便利だろうと思っていました。
ですが実際には、しゃがんでコンセントに差すのが面倒。正直、あまり使っていません。
それよりも今は、壁に取りつけたコンセントで充電することが多いです。