ESSEonlineで2024年1月に公開された記事のなかから、ランキングTOP10入りした記事のひとつを紹介します。

老後を見すえて「ものを減らして暮らしたい」と考える人が増えています。著書が多数あるブロガーの筆子さん(64歳)は、夫と2人暮らしをしているカナダで、最小限のもので暮らすシンプルライフを実践中。ここでは、筆子さんが捨てるのはもったいないと感じつつ、手放してすっきりとしたものを教えてもらいました。

記事の初出は2024年1月。内容は取材時の状況です。

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体調や気力に合わないものを手放す

布団
重い布団が苦痛に… ※画像はイメージです
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60代からは体力と気力の衰えを感じやすいもの。ライフスタイルの変化に伴って古いものは処分し、今の暮らしに合ったものだけを残すようにしましょう。

●紙の書籍

老眼で、小さい字が読みにくくなってきたうえに、重たくてかさばる紙の本は取り扱いが面倒に。今は、たいていの本が電子書籍化されています。拡大表示できるので紙よりも読みやすいし、場所も取りません。

●ベッドや重い敷布団

引っ越しをきっかけに、場所を取るベッドを捨てました。カーペット敷きの床にシーツか毛布を敷いて寝ています。年齢を重ねるほどにつらい、布団の上げ下ろしや干す手間がなくなり、部屋も広々。

●化粧品

お化粧はしないので、化粧品は処分ずみ。なにもしない方が、肌の調子がよく、洗顔のみにしています。もちろん、美容が好きな人は無理にやめなくても。ただ、義務感だけで続けているようなら、見直しどきでは。

●マットやラグ

60代は家の中にある危ないものは見直しを。足を取られて転ぶおそれもあるマットやラグは、本当に必要か考えて。なんとなく置いているキッチンマットや玄関マットを取り払うと、すがすがしさに気づくかも。