花粉のピークが去り、春らしい日差しのなか、窓の汚れが気になる季節になってきました。梅雨までの1か月をピカピカの窓で過ごすために、カリスマ家政婦・サニー春さんの「正しい窓ふきテク」ですっきりキレイにしてみませんか?
洗剤を使わないから時短にも! カリスマ家政婦が教える正しい窓掃除テク
サニー春さんは、家事をしてほしい人とハウスキーパーが出会うマッチングサービス「タスカジ」に所属し、過去のESSEで披露したテクニックが絶大な反響を呼んだカリスマ家政婦です。
「窓掃除」のポイントは、泡落としに手間取る洗剤を使わないこと。水ぶきだけでサッシの汚れまで一掃する方法を教わりました。
●1.ハンディモップで枠や窓ガラスのホコリを払う
すべての画像を見る(全8枚)「ホコリは濡れると取りにくくなります。乾いているときにハンディモップで払いましょう」
高い所、汚れの少ない所からスタートし、サッシや枠の上部は横に、窓ガラスは縦に、どちらも一方向に払います。鍵部分も忘れずに。
●2.古タオルで網戸のホコリを落とす
網戸掃除のポイントは、網目につまったホコリやゴミをきちんと取り除くこと。
「乾いた古タオルで上から下へ一方向に、軽くなでぶきして、ホコリをはがし落とします」
●3.水でゆるく絞った古タオルでふく
水でゆるく絞った古タオルで、水ぶきしていきます。
「最初は汚れの少ない室内側から。網がたわまないように、力を入れずに上から下へスーッと優しく」
●4.外側も水ぶきする
室内側同様、外側も水でゆるく絞った古タオルで上から下へ一方向にふいていきます。
「タオルが汚れたら、きれいな面にどんどん換えて。汚れた面でふき続けると、汚れを広げることに」
●5.水でゆるく絞った古タオルで窓をふく
水でゆるく絞った古タオルで、室内側から、ガラス窓をふいていきます。上から始め、横へ一方向にふいたらタオルの汚れ具合を確認し、常にきれいな面を使って下まで。外側も同様に。
●6.乾いた手ぬぐいで窓をみがく
乾いた手ぬぐいで、コの字状にからぶきします。けばが出ない手ぬぐいは、みがき上げに最適。
「水ぶきでは落ちきらない手アカなどをふき取ると同時に、みがき上げにもなり、ガラスの光り具合に差が出ますよ」
●7.ハンディモップでサッシのホコリを取る
溝部分にたまっているホコリやゴミなどをハンディモップで取り除きます。
「ハンディモップは、室内のホコリ取りに使い、捨てる直前まで使いきったものを使い倒してしまいましょう」
●8.濡らしたペーパータオルと竹串でサッシを掃除する
水で濡らしたペーパータオル4枚と竹串を用意します。ペーパーを溝の幅に合わせてたたんで入れ、泥や砂などの汚れをふいていきます。
窓&網戸掃除には最適なのは「汚れが見えやすい薄曇りの明るい時間帯や、汚れがゆるむ雨降りの翌日です」とサニー春さん。普通の休日に行うのもいいですが、“世紀の大連休”に家族みんなで行っても楽しいですね!
単行本
『予約の取れない家政婦タスカジさんのラク家事BOOK』(扶桑社刊)では、掃除、洗濯、片づけをラクに、でも正しく行う方法を紹介しています。この春から一人暮らしを始めた家事初心者さんにもおすすめですよ。