人生100年時代。長生きできる! と素直に喜べなくなっているのは、きっと将来に不安があるから。そこで、心豊かに暮らしている人をクローズアップ。スパイス料理研究家の吉山武子さん(81歳)は、85歳になる夫の介護生活中。「介護する側の健康も大切に」という吉山さんに、健康維持のための習慣と、現在のファッションについて教えてもらいました。

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80代、健康維持に欠かせない毎朝の習慣

吉山さんが育てるハーブ
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在宅介護で大切なことは、介護する人が健康であること。「せっかく学んだハーブやスパイスの知識を活かして、心身をケアします。腰や歯など、医療の力が必要なことは受診して治しますが、基本は日々の暮らしで健康維持!」と話す吉山さん。

ローズマリー、ミント、バジル、ラベンダー...庭先で育てているハーブたちが、お料理にボディケアにと大活躍してくれます。

腰ひねりをする吉山さん
腰ひねりをする吉山さん

「毎朝庭で、ハーブを眺めながら腰をひねる体操を。脊椎管狭窄症なので、痛み予防のために整形外科の先生に教わったんです。太陽の光を背中や腰にあてながら左右合わせて50回。これでシャッキリします」。

その日の体調に合わせてハーブを使い分け

庭のハーブを使ったハーブティ

カフェインが入っていないため、寝る前にも飲めるのがハーブティー(※)のよいところ。その日の体調に合わせてハーブを選びます。昼間はミントやレモングラスで体を活性化。風邪をひきそうなときはジャーマンカモミールとタイム。毎朝、夫・進夫さんの体を拭くときはローズマリーを浸したお湯を用意します。

体が弱っているときは薄めにしたほうがよいそうです

旦那さんの体を拭くときもハーブを活用

ローズマリーオイルに熱めのお湯を注ぐとさわやかな香りが立ち上ります。タオルを浸してしぼり、進夫さんの顔や首、背中...と拭いてあげるのが朝の始まりです。「ローズマリーは眠気をすっきりさせ、目覚めによいとされています。 逆に体調がすぐれない日は心を落ち着けるラベンダーに変更することも」。

愛用のフローラルウォーター

フローラルウォーター(※)もハーブごとに使い分けます。喉がイガイガする…と思ったら、ティートゥリーウォーターを喉にシュッ! ローズゼラニウムは不定愁訴など女性特有の不調に効果的だと言われています。

※フローラルウォーターとはハーブの精油を蒸留法で抽出する際に得られる水で、若干のハーブエッセンスを含みます