寒い日が続き、またインフルエンザなどの感染症が流行っていることもあって「おうち時間」が増えている方も多いのでは。外に出られなくてストレスを感じたときの気分転換について、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが教えてくれました。
気持ちを上げるためにしている、日々の小さなこと
家にいての気分転換について。あくまでも私の場合ですが、家でのリモートが増え、外に出ることが少なかったり、パターン化した暮らしの繰り返しが続くと、気持ちが上がらないことがあります。子どもたちも成長して家にいない日が多い今、自分ひとりでも上手に気分転換をして過ごしたいものです。
なにも変わらないことが安心・安全につながる方がいる一方、私のように、暮らしに小さな刺激や変化が必要な人もいるのですね。
そこで今回は、気持ちを上げるためにしている、日々の小さなことについて書いてみたいと思います。
1:香りとペーパーの柄でトイレを癒やしの空間に
すべての画像を見る(全8枚)気分転換のきっかけになるのが「香り」です。
日々何度も使うのがお手洗い。『ジョンソン グレード消臭センサースプレー』は、だれかトイレに入ると察知し、「シュッ」っと自動でスプレー機能が働き、いい香りで包んでくれます。
薬局などで買うことができ、中に電池と香りのスプレーを入れ、トイレに置くだけです。
様々な香りがあるので、その都度変えることもできます。
わが家のメインは「リフレッシュスプリング」の香りで、たまに違うものを楽しんだりもします。
ほかにも、トイレットペーパーはピンクや花柄を選択。一日何度も目にするものだからこそ、癒されるもの、ホッとするものを選びます。
2:大きい面積で明るい色を取り入れる
暮らしに色があると、気持ちに変化が生まれるのを感じます。23年前、家を建てるときにこだわったのは、黄色のキッチン。
当時お願いした住宅メーカーで標準としてついていたのは、凸凹の多い木目調のキッチン扉。それが流行だったのだと思います。一方私が選んだものは、素材は安いのですが、変更するだけで上乗せ料金が発生。
けれど、キッチンにいる時間が長くなることは想像ができましたので、
・食器扉は掃除がしやすく平らな素材で
・明るい気持ちでいられる黄色
に変更しました。
今でも、キッチンは私の癒しの場所であり、元気が出る場所でもあります。
このように、おうちの中で大きな面積のものを明るい色に変えるのは有効です。リフォームなどは手軽にできませんが、セルフでできる、はがせる壁紙などもあるので、ぜひおうちに色を取り入れてみてください。
3:クッションを好きな色にする
家具や壁紙のような大きなものでなくても、小物や雑貨で色を楽しむことができます。
今年は、気分転換をかねて、クッションカバーを変えました。これだけで、リビングの雰囲気が違ったものに。
わが家のリビングにあるひざかけは、赤・ピンク・オレンジなどの暖色系が多いので、クッションは、あえて黄色とブルーを追加。
色とりどりですが、それが、目にも楽しかったりします。
ちなみにクッションカバーは『deux C(ドゥ・セー)』のもの。冬場は、こちらの“あずきネックピロー”も大活躍です。
「毎日見るもの」こそ、好きなもの・色・形・模様にするのも、自分を元気にするひとつの方法だと感じています。