4.着用できないほど枚数があるとき
すべての画像を見る(全6枚)自分1人では着られないほど数があるときは、少し処分したほうがいいです。
下着になにを求めるかは、時間とともに変わります。若いときは、補正効果を重要視していた人も、年齢が上がってくると、楽な下着のほうがいいと思うものです。
実際、今の下着は私が若かった頃より、デザインや素材が豊富だし、見た目だけでなく、着用感も考えられています。年々工夫をこらした新製品が出るので、下着やソックスを買いすぎてしまうことも多いでしょう。
何年も引き出しにしまっていた間に好みが変わることもあります。1年に1回ぐらいは手もちの下着とソックスを全部見直し、もう着ないものは処分し、自分が使いきれる量にとどめておいたほうがいいです。
5.ウエスにして使いきる
私は基本的に綿の下着しか購入しないので、使いきった下着は、小さく切ってウエスにし、掃除に使って燃えるゴミとして処分しています。ソックスも掃除に使います。
まだきれいなソックスは手芸の材料になるかもしれません。数年前、ソックスモンキーというソックスでつくった人形が流行ったことがありました。
日本では使用ずみ(1度でも水を通したもの)の下着は、フリマアプリでは販売できないし、寄付も難しいため、ゴミとして出すしかないでしょう。自治体によって扱いが違いますが、資源ゴミ扱いが多いと思います。
よそに回すことが難しいからこそ、下着もソックスも使いきることを意識すべきです。
以上、下着の捨て時や捨て方をお伝えしました。ともに、小さくて、きれいなものやかわいいものが多いので、うっかり買いすぎてしまうかもしれませんが、処分するときのことも考えて、必要な枚数だけ手に入れてください。
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