「まだ着られるから」と、捨てどきを逃してしまいがちな下着や靴下。いつの間にか、引き出しがいっぱいになってしまっていた…なんてことはありませんか? ここでは、ミニマルな暮らしにまつわる著作が多数ある、カナダ在住のブロガー筆子さん(現在60代)に、「下着や靴下の捨てどきと捨て方」を教えてもらいました。
下着や靴下の捨てどき、捨て方
すべての画像を見る(全6枚)私が下着や靴下を捨てるタイミングと捨て方を紹介します。
ものが豊富な今、下着や靴下も必要以上に所持してしまい、擦りきれるまで使うことは少ないかもしれません。
古いものを捨てずに補充ばかりして、いつのまにか、引き出しがいっぱい。こんな事態にならないためにも、定期的に手持ちの下着類を見直し、いつも使うものだけをスタンバイさせましょう。
1.着用していて不快感があるとき
私が下着を買い替えるのは、明らかに着心地が悪くなったときです。たとえば、ゴムが伸びて、履いているとずり下がって不快に思うとき。裾周りから糸がほつれて、体に当たってうっとうしいときなど。
ブラをしなくなって何年も経ちますが、以前はワイヤーがはみ出して胸に当たったときに捨てていました。
ソックスは、穴がたくさんあいたときに買い替えます。ある程度は修繕しますが、底にあいた穴をつくろうと、足に糸があたって履き心地が悪くなるので、わりと早く見きります。
体型が変わって使っている下着が合わなくなったときも、捨てるべきです。
2.劣化に気づいたとき
着用にさして問題がないときでも、明らかに劣化しているときは手放します。色あせや変色が気になるときや、飾りのレースが破れているときなど。使っていてあまり気分がよくないですから。
私はショーツを3枚、5枚とセットで買うことが多いので、使っている下着が古くなったら、総入れ替えします。
3.ライフスタイルや好みが変わったとき
仕事や趣味、好みが変わると、これまで使っていた下着が不用になったり、別の下着のほうが都合よくなったりします。そういうときは、下着を買い替えます。
最近、日本の夏はとても熱いので、ブラとTシャツを着用するより、カップつきのタンクトップやTシャツを着るほうを好む人がいます。新型コロナウィルスの登場で、在宅ワークが増え、楽な下着の着用が増えた人も多いでしょう。
先にも書きましたが、私は、50歳になったとき、ブラの使用をやめました。ワイヤーが布地から出てくることが何度も続き、うんざりしたことがきっかけです。使っている下着が少なかったので、傷みが早かったのかもしれません。
その後、体を締めつけるのが窮屈になり、スポーツブラを使ったりしていましたが、結局、ノーブラに落ち着きました。
5本指ソックスに変えたときも、普通のソックスはみな、寄付しました。日本では使用済みのソックスやタイツは寄付しにくいかもしれませんが、カナダでは、普通にできます。