冬のクローゼットは、コートやダウンジャケットなどのかさばるものが多く、パンパンになりがち。そのため、いざ着替えるときに着たい服が見つからなかったり、ぎゅうぎゅうに押し込まれてしわくちゃだったことがある方も多いはず。整理収納アドバイザーの木村充子さんも同じ悩みを持っていましたが、3つのことを実践して、現在は快適なクローゼットになったそう。冬のクローゼットがすっきり片づくコツを紹介してもらいました。
すべての画像を見る(全10枚)冬のクローゼットがごちゃつく原因は?
筆者は、冬になるとクローゼットがごちゃつき、着たい服が見つかりくいのが悩みでした。
そこで、なぜ冬のクローゼットが散らかるのかを考え、「何回か着てから洗う服をしまう場所が定まっていない」「かさばるアイテムが多く収納スペースが足りない」「黒っぽいアイテムが多いため見分けがつきにくい」といった原因があることに気がつきました。
そして、これらのごちゃつく原因を解決するために3つのことを実践したところ、クローゼットがすっきり、使いやすくなったのです。
何回か着てから洗う服はハンガーに掛ける
冬の服は、ニットなど数回着てから洗うものが大半を占めます。
以前は、まだ洗わない服をクローゼットの中の空いているスペースに積み重ねていたため、クローゼットの中がすぐごちゃごちゃに。
現在は、ハンガーにかけることのできるアイテムはすべてハンガーにかけています。
洗濯済みの夏の服や出番の少ないフォーマルウェアにはカバーをかけて、冬の服と区別しています。
かさばりを抑えるため、ハンガーは厚みのないもので統一しました。すると、省スペースになっただけでなく、見た目もすっきりしました。
筆者は滑りやすいニット類やアウターには起毛加工のハンガーを、シャツ類にはアルミハンガーを使用しています。
ボトムはフックつきのハンガーで2段にかけ、スペースを取らないようにしています。
ハンガーにかけない服はボックス使いですっきり
タートルネックやパーカーなど、ハンガーにかけない冬の服は、クローゼット上部の棚にボックス(IKEAのSUKBB)を横向きに置き、畳んで収納しています。ボックスの中で重ねているため崩れず、取り出すときもスムーズです。
シーズンオフにはボックスの向きを変えて、ほこりよけの布を被せてそのまま収納しています。