プリント管理がラクで、洗濯物をたたんだりアイロンがけもできる。そんな使い勝手のいいキッチンの間取りをご紹介。帰宅後の郵便物やカバンの片づけもスムーズにする仕掛けもあります。1年前に注文住宅を建てた日刊住まいライターが、自邸の工夫やアイデアをレポート。

間取り図
キッチンの横に通路のような家事室をつくると、家事や片づけの悩みが一挙に解決
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3つの悩みを解決するため、キッチンと家事室を横並びに

キッチンと横並びの家事室

筆者は夫と小学3年生、6年生の2人の子どもとの4人家族。1年ほど前に工務店で39坪、2階建ての家を建てました。

新しい家を建てる際、筆者は工務店に、3つの場所が欲しいと依頼しました。それは以下の場所です。

1. 散らかるプリント類を整理する場所が欲しい
2.ミシンやアイロンを出しっぱなしにできる場所が欲しい
3.帰宅後の郵便物やカバン置き場が欲しい

そして工務店から提案されたのが、キッチン横に家事室のある間取りでした。さらにこまかい部分も工夫したことで、家事や片づけがラクに。外出や帰宅時のものの出し入れもスムーズになりました。LDKも、以前住んでいた家では考えられないほどすっきり!

さっそくこの間取りの魅力と、こだわって工夫したことを紹介しましょう。

 

プリント類は家事室のカウンター前のマグネットボードに

前に住んでいた家
プライバシー保護のため、画像の一部を加工しています

こちらは以前住んでいた家のLDKを、リビング(手前)から見た写真です。カレンダーはキッチンの冷蔵庫に。プリント類は、ダイニングの壁に設置したコルクボード(写真左)に貼っていました。

しかし、ご覧のようにリビングから丸見え。ごちゃごちゃしていました。正直、筆者はプリント整理が苦手だったのです。

そこで新築するにあたって工務店の設計者には、子ども2人が学校からもらってくるプリント類や、地域の情報を視覚的に整理できるよう、マグネットボードを希望。それもリビングから見えない位置に設置したいと伝えました。

 

家事室からキッチンを見る
プライバシー保護のため、画像の一部を加工しています

そして実現したのがこちら。キッチンのすぐ横に設けたカウンターの壁に、マグネットボードを張っています。この場所ならリビングからも、ダイニングからも見えません。

それでいて、キッチンに立っていても、子どもたちの学校関係のプリントや家族のスケジュールなどを、すぐに確認できます。

現在、子どもたちの学校関係のプリントはデジタル化が進み、プリント類はかなり減りました。とはいえ提出するプリントや、カレンダー、学校の予定表、日課表、習い事の予定表、直近のイベントの連絡などは、まだまだリアルな紙でもらいます。これらをマグネットボードに貼っているのです。

このボードは90×120cmとかなりの大きさ。余裕があるので、子どもたちが書いた絵や写真、賞状などを貼る場所としても活用しています。

このマグネットボードがあるのはキッチン横の家事室ですが、その隣は家族ロッカーがある場所。ですから、家族も通るついでに見やすく、自然と情報を共有できるようになりました。