今、団地に注目が集まっています。「リノベーションすることで割安感のある好みの住まいになる」「建物がある敷地が広くて緑が豊か」といったことがおもな理由。
家族と一緒だったり、ひとり暮らしだったり、さまざまな年代、ライフスタイルの方の団地住まいの実例を紹介している『団地で見つけた身軽で豊かな暮らし方』より、築50年ほどの団地をリノベーションして暮らす、料理家・エッセイストの藤原奈緒さんの住まいをご紹介します。苦手な家事を楽しくする工夫と、忙しい毎日を癒やしてくれるものについて教えてもらいました。
苦手な家事を楽しくする工夫
家事はさほど得意ではないという藤原さんが取り入れている、洗濯や掃除の工夫とは?
●室内干しは3段物干しでコンパクトに
すべての画像を見る(全7枚)洗濯物を干すときに愛用しているのが、大木製作所のタワー型室内物干し。「ワンタッチでコンパクトにたためるので、洗濯機の脇に立てて収納しておけます」
互い違いになるように桟がずらしてあるので、長いものもすっきり干せて便利。
●掃除道具は扉の裏側にまとめて収納
掃除道具は廊下の途中にあるアウター用に使っているクローゼットの扉の裏側にひとまとめに。スティック型の掃除機にチリトリ、素材の違うホウキが2本。場所や汚れに応じて使い分けます。
洗面所にはルンバが。「ルンバには本当に助けられています。ルンバが動きだすと『私もやらなきゃ』って思うんです」
洗面台の下にはルンバのほかに、バスソルトやドライヤーなどのケア用品も。コードがごちゃつきがちなドライヤーはカゴバッグに入れてすっきりと。