新学期を迎え、第一印象が気になる時季。そこで、ダイエットや高い化粧品に頼らずに、印象を変える方法をお届けします。
忍耐が必要なダイエットをしている暇はない! という人へ向け、今テレビでも大活躍中の服飾戦略スタイリスト・窪田千紘さんに、着こなしを変えるだけで「やせる」方法を教えてもらいました。
年を重ねて体型が変わるのは当たり前! 大人は無理してやせなくていい!
「年齢とともに体型が崩れて、なにを着ても似合わなくなってしまった」「がんばってダイエットしてもなかなか体重が落ちない…」
そう悩む大人の女性に対して「無理してやせる必要はありません!」と窪田さんは言います。
「年を重ねて、体型が変わっていくのは自然なこと。今の年齢や体型に合った着こなしを取り入れれば、実際にやせなくても、すっきりと見せることができます」
無意識の太見え&老け見えにご注意! 「大人着やせコーデ」で重要な3つのポイント
では実際どのように洋服を選び、着こなせば、体がすっきりと見えるのでしょうか。
普段、無意識に着ているコーディネートは、もしかして太見え&老け見えの原因になっているかもしれません。
大人がついやってしまいがちな「損しているコーデ」の具体例をもとに、窪田さんに指導していただきましょう!
●その1:サイズ「ボディラインを拾わない、服の中で体が泳ぐサイズ感を選ぼう!」サイズが変わることに抵抗があり、「まだ着られるから」と、昔のサイズを着ていませんか?
ジャストサイズをとおり越して、ピタピタに見えているかもしれません…
大人のトップスは、「体のラインを拾わないサイズ」が正解。
「服の中で体が泳ぐくらいのサイズを選んで。ボトムスはそのまま、トップスだけ変え、さらに裾や袖をまくって手首と足首を見せてみます。グッと細見えしますよ」
●その2:丈感「時代が出やすい丈感には注意。トレンドの長め丈を選ぼう!」20年前に流行った短めチュニック+レギンスのコーデ。
動きやすいし、気になるおなかやお尻を隠せるのでつい着てしまいがちですが、短い丈感に時代が出て、おばさん見えしてしまいます。
チュニックはひざ下まで隠れる長さが今のトレンド。
「丈を長くして長方形のラインをつくると、洗練された印象に。レギンスもフルレングスを選べば、古くさく見えません」
●その3:組み合わせ「カジュアルにカジュアルを掛け算するのは危険! 女性らしいアイテムを投入しよう」カジュアルなスウエットにジーンズは、若い頃は着られても、大人になると着ぶくれして見えたり顔映りが悪くなったりと、一歩間違えると安っぽい印象になってしまいます。
大人が頼るべきは、体が美しく見えるフェニミンアイテム。
「たとえばレースのスカートなどフェミニンなアイテムを取り入れれば、スウェットと合わせてもだらしなく見えません」
ESSE5月号ではこのほかにも、ESSE読者が実際に着やせに挑戦したりと、第一印象をアップさせる「ずぼらイメチェン術」を多数紹介しています。ぜひそちらもチェック!