まもなく受験の大詰めを迎える時期、親は思春期の子どもにどう接していいのか悩んでしまいますよね。そこで、受験フードマイスターの安部加代子さんに親子の上手なコミュニケーションの取り方と、親子のひと息ティータイムにぴったりな「ハニーオーツミルクティー」のつくり方を教えてもらいました。
メンタル面のケアや体調管理など、親の心配が尽きない受験期
受験フードマイスターの安部さんは2人の男の子を持つママで、無事中学受験を合格に導いた経験を持っています。
一方、豊島さんは、受験期にあたる男の子(12歳)を持つママ。佐藤さんは長男(20歳)、長女(19歳)、二男(16歳)、三男(11歳)、二女(9歳)の5人のママで、長男・長女・二男の受験を今までに経験しています。受験期の子どもはちょうど思春期にもあたり、難しいお年頃。それぞれに大変なこともあるようです。
安部さん:受験期に悩まれたのはどんなことですか?
佐藤さん:受験本番が近づくにつれて、子どもの顔つきがだんだん変わってくるんですよね。本人もいっぱい、いっぱいというか。こちらもそれがわかっているだけに、声かけをするタイミングをつかむのが難しかったです。
豊島さん:今、私が気にしているのが子どもの体調管理。朝、学校に行く時間はいつもと変わらないのに塾が終わるのが遅く、就寝時間も夜11時頃…。自分が小学生のときは9時には寝ていたから、睡眠時間がたりていないぶん、成長に影響があるのではないか心配になります。睡眠時間の確保が難しいのが今いちばんの悩みどころですね。
●子どもそれぞれに個性があり、親の接し方も異なる
佐藤さん:うちの場合、息子と娘で性格も違うから受験期の対応も異なりました。自分にできることは雰囲気づくりと思い、家族が集まるリビングは明るくしようと心がけていました。もちろん、体調管理も大事なので、ごはんにはいつも紅茶などの温かい飲み物を準備していました。
安部さん:親ができることは限られていますからね。
豊島さん:うちの子はナーバスとは逆で、のんびりマイペース。本人のペースもあるので、こちらもせっつかないようにしています。
安部さん:子どもの性格によって対応が異なりますよね。うちの二男は受験期が思春期の真っ最中で、どう接したらいいか親として悩みました。ただ、食べることが好きな子だったので、子どもが「食べたいな」と言っていたメニューを覚えておき、夕飯に出すようにしていました。そうしたら喜んで食べていましたね。
安部さん:受験期はどうしても勉強、勉強ってなりがちですけど、子どもにとってはティータイムなどの息抜きする時間が大事。
たとえばわが家では、タピオカミルクティーをすぐ出せるように準備していました。勉強の合間に意識的にティータイムをつくって飲み物を差し入れてあげたら子どもも喜んで、勉強のやる気スイッチが入っていたようです。直接「がんばれ」と言うのではなく、態度で「親も応援しているよ、見守っているよ」の気持ちが伝わるといいですよね。
豊島さん:マイペースな息子にハラハラもするのですが、「勉強やりなさい」と頭ごなしに言うと本人もいやがると思うので、「自分が決めたスケジュールで(目標を)達成できるようにしてね」と伝えています。
安部さん:言いたいことが山ほどあっても、グッと抑えることも大切ですよね。それに親が神経質になりすぎると家のなかの空気が悪くなるので、佐藤さん宅のように子どもがリラックスできる明るい雰囲気づくりを心がけることもいいですね。
佐藤さん:私が受験を意識しすぎるとダメだから、通常モードを心がけていました(笑)。
安部さん:受験の結果はどうあれ、その子にとって100%の力を出せれば、今後の自信につながると思うので、親はそのために子どもに合った環境をつくってあげられたらいいですよね。受験本番までは、明るく子どもに寄り添いながら、さりげなくティータイムに誘ってみたりリラックスできる時間をつくってあげて、受験本番の日には元気よく送り出すことができたら、親として合格じゃないでしょうか。
受験期の子どもの意識調査も!「リプトン受験リアリティー白書」
●体調管理とリラックスに「ハニーオーツミルクティー」
配信記事「第一志望合格の秘訣はティータイムにあった!?受験期親子を紅茶で応援」や受験期の子どもの意識調査「リプトン受験リアリティー白書」によれば、受験を乗り切った親子のうち2人に1人以上はリラックスの時間を大事にしており、親子のコミュニケーションの場としてティータイムを活用していたそうです。
そんなシーンにつくりたいのが、安部さん考案の「ハニーオーツミルクティー」。
「おなかがすきすぎるとイライラしてアドレナリンが分泌されてしまうので、それを防ぐ意味でもお昼から夕飯までの間、少しおなかにたまる紅茶を飲んで休憩を。紅茶のような温かい飲み物は緊張していた気持ちをほぐし、自律神経のバランスを整えます。ちょっぴり甘いものをとると幸せな気持ちになれるので、勉強の合間のリラックスしたいときにぴったりですよ」(安部さん)
レシピとおすすめポイントを教えていただきました。
【材料(2人分)】
- リプトン カフェインレスのはちみつ紅茶 3袋
- 水 250ml
- オーツミルク 100ml
【つくり方】
(1) 耐熱容器に「リプトン カフェインレスのはちみつ紅茶」を入れて、沸騰した湯を注ぎ1分蒸らす。
(2) 温めたオーツミルクを合わせる。
はちみつを含むため、1歳未満の乳児には与えないでください
【安部さん直伝の”サポ飯”ポイント】
「オーツミルクは、オーツ麦からつくられる植物性のミルクで、牛乳と比べて低カロリー。自律神経を安定させて集中力などを高める働きをするビタミンB12のほか、カルシウムとその吸収にも必要なビタミンDなどのビタミン類も含みます。また、水溶性食物繊維でもあるβ‐グルカンには、腸内環境を整えて免疫力を高めたり、血糖値を安定さたせたりする効果が期待できます。ベースとなる紅茶は、夕方以降はカフェインレスを選んであげることも、睡眠を邪魔しないための大切なポイントです」(安部さん)
●今回使った紅茶はコレ!「リプトン カフェインレスのはちみつ紅茶」
「リプトン カフェインレスのはちみつ紅茶」は、砂糖不使用なのに、はちみつ本来のやさしい香りと甘さを楽しめる、甘くておいしいはちみつ紅茶。渋みの少ないカフェインレス茶葉を使用しているので、カフェインを気にする親子や夕方以降のティータイムにぴったり。今回紹介したレシピのようにミルクとも相性抜群です。
●はちみつ紅茶のミルクティーでリラックス&勉強スイッチオン!
さっそく、豊島さんと佐藤さんも「ハニーオーツミルクティー」でティータイム。
豊島さん:自然な甘み。息子も好きな味で喜びそう!
安部さん:紅茶はリラックスの目的で飲まれる方も多いと思いますが、紅茶の本場・イギリスでは、アフタヌーンティーは午後の仕事に向けて気持ちをリセットする意味もあるようです。記憶力や集中力アップを目指して、勉強する前のルーティンとしてティータイムを活用するのもいいかもしれませんね。
佐藤さん:うちの子も私も紅茶が好きです。温かくておいしいから心までリラックスできそう。
安部さん:免疫力が気になる寒い季節は、体が温まるものを飲みたいですね。受験期は子どもと並走する親もリラックスが大事ですよ。抗酸化作用や殺菌作用が注目されている成分にカテキンがありますが、これは紅茶にも含まれています。風邪やインフルエンザが大敵の今の時期はとくに、ぜひティータイムを活用してくださいね。
●おいしい紅茶で心がほぐれれば、親子の会話の時間も増えそう!
受験シーズンもいよいよ大詰め。空気も気持ちも張りつめている時期だからこそ、ホッと息抜きできる時間を親から提案してみませんか? 香りがよく、味わい深い茶葉を使用した「リプトン カフェインレスのはちみつ紅茶」があれば、親子でリラックスできそうです。
受験生はもちろん、これから受験について考える時間が増えてくる10代のお子さんにもおすすめ。ティータイムを上手に活用してみてくださいね!
問い合わせ先/リプトン https://www.lipton.jp/ja/